e-methane製造、フィッシャー・トロプシュ反応による低級オレフィン/SAF合成燃料等
開催日:2023年12月21日(木) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
ネットゼロ社会への移行に向けて化石資源に替わりCO2を炭素源として捉え有価物として再利用するカーボンリサイクル技術の確立が不可欠である。触媒を使ってCO2を燃料や化学原料などの有価物に変換するCO2転換技術についてその原理と特徴を述べる。あわせてIHIが進めているCO2メタン化によるe-methane製造やフィッシャー・トロプシュ反応による低級オレフィンや持続可能な航空燃料(SAF)向けの液体炭化水素合成プロセスについて詳説する。
セミナープログラム
1. ネットゼロ社会に向けた動向
2. カーボンリサイクルによるCO2転換の原理と特徴
3. IHIにおけるCO2メタネーションによるe-methane製造の取り組み
4. IHIにおける低級オレフィン類,SAF合成技術開発の取り組み
5. 実装に向けた課題と展望
セミナー講師
株式会社IHI
技術開発本部 技術基盤センター 物理・化学グループ
主幹研究員 博士(工学)
鎌田 博之 氏
1991年 石川島播磨重工業株式会社(現・株式会社IHI)入社 技術研究所 配属
2011年よりIHIとシンガポールASTAR傘下の化学工学研究所(ICES(現・ISCE2))との
CO2有価物変換の共同研究プロジェクトにおけるPrincipal Investigator
水素製造、燃料電池、排ガス処理、マイクロリアクター、CO2有効利用プロセスなど触媒や
反応工学を使った研究開発に従事
現在に至る
セミナー受講料
1名:33,770円(税込)2名以降:28,770円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,770円(税込)/人
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