日本のGX戦略に期待される分野と課題
開催日 | オンデマンド |
---|---|
主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 地球温暖化対策技術 環境負荷抑制技術一般 |
開催エリア | 全国 |
グリーントランスフォーメーション(GX)は世界に波及するのか~GX経済移行債を呼び水とした150兆円の投資意義を探る~
開催日:2024年06月06日(木) 13:30 - 15:30
セミナー講師
株式会社日本格付研究所常務執行役員サステナブルファイナンス評価本部長梶原 敦子 氏
セミナー受講料
1名:33,950円(税込)2名以降:28,950円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
GX推進のためには、今後10年間のうちに、官から20兆円、民から130兆円の資金動員が必要であるとGX戦略では示されています。この巨額な投資は、日本の温室効果ガス(GHG)を削減するだけでなく、イノベーションにより伝統的産業が再び国際競争力を強化したり、戦後以来の第二の創業ブームを巻き起こしてグローバルなゲームチェンジャーをたくさん生み出すための投資となることが期待されています。本講義では、日本の政策の海外との違い、実現に際して直面する課題と逆に大きな成長が期待される分野をご紹介することで、GXをめぐるエコシステム構築の一助となることを目的とします。
セミナープログラム
1. なぜ日本はマルチソリューション追求型なのか (1) 世界のGHG排出の実態と削減目標 ① 世界のGHG排出削減目標に対する達成状況 ② 欧州と米国の脱炭素政策に対するアプローチ 日本との相違点 (2) 日本が欧米のように再エネ一辺倒の政策を打ち出せない地理的・気候的・経済的背景 (3) アジアのGHG排出削減に対するプライオリティ2. 日本のGX戦略 期待される分野と課題 (1) エネルギー分野の脱炭素 3E+Sを重視し続けられるのか (2) 製造分野の脱炭素 巨額投資と革新の実現 (3) 運輸分野の脱炭素 マルチソリューション追求の必要性と投資効率 (4) 日本の住宅部門の脱炭素 優れた省エネ技術の海外展開の展望 (5) 資源循環と脱炭素 海外に先行した希望の光3. GXをめぐるエコシステムの構築とグローバル展開への期待 (1) GXの主役はだれか 巨大企業からスタートアップまで (2) 点と点をつなぎ効果的なエコシステム構築へ (3) 地球全体の脱炭素をめぐる最適解という難題4. 新しい資本主義におけるGXの役割