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★細かい条件設定や操作法からよくあるエラーまで Liveだからこそわかる測定のいろはを体得する!
セミナープログラム
【10:00〜12:30】
1.レオロジーの必須基礎知識 〜動的粘弾性の基礎,マスターカーブの作り方〜
東亞合成(株) 高分子材料研究所 主事 騠木 晃 氏
【講座概要】
本講演は、会社に入ってから「レオロジーを始めた方」、「レオロジーの測定は できるけど解析の仕方がよくわからない方」を対象にしたセミナーです。 レオロジーはポイントさえ掴めれば誰でも理解できます。そのポイントを実際に測 定した結果を基に、分かりやすく・やさしく・おもしろく説明します。 また、測定上の注意点や設定パラメーターもご紹介いたします。なお、今回の講演 では、ほとんど数式は出てきません(ただし、重要な式は紹介します)。 レオロジーを勉強する第一歩として講演を聴いて頂ければと思います。
1.レオロジーの概念
1.1 レオロジーで何がわかるのか?
2.1 レオロジー挙動を利用した商品
2.レオロジーの共通語
2.1 フックの法則 / ニュートンの法則
2.2 粘弾性測定
2.3 貯蔵弾性率と損失弾性率
3.ずり速度と粘度の関係
3.1 粘度計とレオメーターの違い
3.2 チクソトロピー / レオペクシー / ダイラタンシー
3.3 アロンアルフアの粘度調製
4.粘着性能と粘弾性挙動
4.1 粘弾性を用いた塗布性の評価
5.種々の粘弾性測定
5.1 歪み分散測定
5.2 温度分散測定
5.3 周波数分散測定
6.測定後の解析(得られたデータの取り扱い方)
6.1 時間−温度換算則
6.2 スライムの緩和時間を求める
6.3 ゴム状平坦部から絡み合い点間分子量を求める
6.4 高分子鎖一本に何個の絡み合いがあるか
6.5 ゲル化臨界点
7.その他
7.1 非線形粘弾性
【質疑応答】
【13:15-16:30】
2.粘弾性測定の基礎と装置によるオンライン測定実習
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株) アプリケーション課 ケミスト 騠野 雅嘉 氏
【習得できる知識】
レオロジーの基礎と実測定の概要。安定した測定でキレイなデータを得るコツ。
1.はじめに
1.1 イントロダクション
1.2 粘弾性の考え方
1.3 現象論と分子論
1.4 汎用な粘度計とレオメータ
1.5 フローカーブ、静・動的測定の理解と使い分け
1.6 レオメータの仕組みと治具の特徴
1.7 失敗しないサンプル準備のコツ
2.フローカーブ
2.1 様々なフローカーブ〜粘度を色々な角度から考察〜
2.2 降伏値の求め方
2.3 チクソトロピックループとステップフロー
3.熱硬化性樹脂
3.1 ゲル化点の定義と求め方
3.2 温度条件の影響
3.3 硬化物の物性
4.エマルション(物理ゲル)
4.1 安定性評価事例
4.2 構造回復観察
4.3 構造による粘度の変化
5.サスペンション(物理ゲル)
5.1 分散性評価事例
5.2 緩和挙動考察事例
5.3 凝集構造と粘度の関係
6.ゲル
6.1 食感と粘弾性測定の関係
6.2 緩和スペクトルによるゲルの分類
6.3 ゾル-ゲル転移
7.粘着剤
7.1 タック性とピール性
7.2 フォーミュレーションと粘弾性挙動の関係
8.ポリマーメルト
8.1 平均分子量・分子量分布の考え方
8.2 コックス・メルツ則とは
9.UV硬化
9.1 照度と硬化速度
9.2 サンプル厚みと硬化収縮
10.新規アプリケーション事例
10.1 界面粘弾性測定
10.2 2D粘弾性測定
10.3 大変形のレオロジー
11.歪制御型レオメータによるデモンストレーション
11.1 フローカーブ(ニュートニアン、構造粘性、降伏値)
11.2 動的粘弾性測定(線形/非線形の考え方、周波数スイープ)
【質疑応答】
■■ 粘弾性測定装置による遠隔デモ実習 ■■
●実習の趣旨
装置を用いた測定を遠隔デモで実演するとともに,測定や解析のコツなど,活用方法を紹介いたします。
●遠隔デモの流れ
・装置の説明 ・条件の組み方
・サンプルローディングから実測定の流れ
・データの解析、解釈
・よくあるエラーについての説明
●使用するサンプル
標準試料、ゲル、ペースト材料など
【質疑応答】
セミナー講師
1.東亞合成(株) 高分子材料研究所 主事 騠木 晃 氏
2.ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株) アプリケーション課 ケミスト 騠野 雅嘉 氏
セミナー受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
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