持続可能な社会におけるプラスチック、CFRP、衣料品の循環利用法

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 高分子・樹脂材料   省資源   複合材料・界面技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

ゼロカーボンを目指す社会におけるプラスチックの循環利用法を検討すると共に、繊維強化複合材料の今後の展開を考察します。

セミナー講師

 早稲田大学 理工学術院総合研究所 上級研究員(研究院教授)工学博士   加茂 徹 氏

■ご略歴1986年 東北大学工学部応用化学科 助手1987年 工業技術院 公害資源研究所 研究員2010年 産業技術総合研究所 環境管理技術研究部門研究グループ長2015年 産業技術総合研究所 環境管理研究部門 上級主任研究員2019年 産業技術総合研究所 環境管理研究部門 招聘研究員2021年 現職■ご専門リサイクル工学、有機物理化学、石油化学■本テーマ関連学協会でのご活動・プラスチックリサイクル化学研究会 幹事・廃棄物資源循環学会 リサイクルシステム技術研究部会長

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  軽くて丈夫なプラスチックは、工業材料として優れた物性を有していたため、20世紀後半から生産量が飛躍的に増加した。一方、化石資源を焼却した際に発生した温室効果ガスや、海洋に流出したマイクロプラスチックが地球環境に深刻な影響を与えている。特にガラス繊維や炭素繊維で強化されたプラスチックは、航空宇宙あるいは自動車やエネルギー産業へ広く展開することが期待されているが、使用済み製品のリサイクルは非常に難しく、現状では大部分が埋め立て処理されている。また現在EUでは、新車に必要なプラスチックの25%以上を再生プラスチック(うち廃車由来25%)にする新たな法規制を検討している。本講演では、ゼロカーボンを目指す社会におけるプラスチックの循環利用法を検討すると共に、繊維強化複合材料の今後の展開を考察する。

受講対象・レベル

プラスチック製品、繊維強化プラスチック(ガラス繊維、炭素繊維)、多層材、衣料品等の製造・販売あるいはリサイクル処理している会社や関連企業の方

習得できる知識

・ゼロカーボンを目指す世界の動向・プラスチックのリサイクルに関する最新の技術動向・繊維強化プラスチック(FRP)の現状と最新のリサイクル技術・ELVに対する新たな法規制とその対策技術

セミナープログラム

1.地球環境に関する国内外の動向2.廃プラスチックの現状  2.1 廃プラスチックに関する世界の動向  2.2 廃プラスチックに関する日本の動向  2.3 プラスチックのリサイクルの特徴3.マイクロプラスチックの現状  3.1 マイクロプラスチックの現状  3.2 マイクロプラスチックの解決に向けての考え方4.廃プラスチックのリサイクル最新技術動向  4.1 選別  4.2 マテリアルリサイクル  4.3 ケミカルリサイクル  4.4 PETボトルのリサイクル  4.5 エネルギー回収  4.6 評価法5.電気電子機器に使用されているプラスチックのリサイクル  5.1 家電に使用されているプラスチックのリサイクル  5.2 小型家電におけるプラスチックのリサイクル6.使用済み自動車のリサイクル  6.1 自動車リサイクルの概要  6.2 自動車に使用されているプラスチックのリサイクル  6.3 EUで検討されているEVL指令の概要と対応策7.バイオプラスチックの現状と課題  7.1 バイオマスプラスチック  7.2 生分解性プラスチック8.炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のリサイクル  8.1 CFRPの現状と課題  8.2 CFRPのリサイクル方法9.ファッション製品のリサイクル10.情報技術を用いた新しい資源循環11.資源循環の未来