持続可能な燃料・水素キャリアとしてのアンモニア利用技術の基礎と最新動向

36,300 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 地球温暖化対策技術   化学反応・プロセス   自動車技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

○CO2フリーの観点から再注目のアンモニア利用技術について徹底解説!○製造・輸送・分解反応・水素生成など燃料や水素キャリアとしてのアンモニア活用の基礎と最新動向から、アンモニア供給システムや定置用・自動車用燃料電池への応用まで。

セミナー講師

 工学院大学 教育支援機構 特任教授  雑賀 高 氏

■ご略歴1978年 東京都立大学工学部機械工学科卒業1981年 東京都立大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了1981年 工学院大学工学部機械工学科助手1990年 工学博士(東京大学)1990年 工学院大学工学部機械工学科講師1996年 工学院大学工学部機械工学科助教授2001年 工学院大学工学部国際基礎工学科教授2006年 技術士(機械部門)2022年 工学院大学教育支援機構特任教授現在、(公益社団法人)日本工学教育協会理事、(公益社団法人)自動車技術会理事・フェロー、(一般社団法人)日本技術者教育認定機構(JABEE)理事・フェロー■主な著書・単著「自動車のエクセルギー解析 ―エネルギーの有効活用をはかる―」(コロナ社)、共著:「機械技術者のための熱力学」「技術者の倫理」「初めて学ぶエンジン技術と機械工学」「エンジン―熱と流れの工学―」など。

セミナー受講料

【オンライン受講:見逃し視聴なし】 1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンライン受講:見逃し視聴あり】 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  水素キャリアあるいは代替燃料としてのアンモニアのアイデアは80年以上も前から議論されてきましたが、毒性と悪臭のために炭化水素系燃料の改質に比べて注目されてきませんでした。最近、カーボンフリーの観点から水素キャリアとしてのアンモニアが注目され始めています。  2017年には科学技術振興機構 (JST) が「グリーンアンモニアコンソーシアム」を設立し、CO2フリー燃料としてのアンモニアの供給から利用までのアンモニア・バリューチェーン形成に向けて、研究開発ならびに社会実装に向けた取り組みを検討し始めました。地球温暖化防止への関心が高まるにつれ、現実的な解決方法として、CO2フリーの水素キャリア燃料としての可能性が見えてきました。本セミナーでは、持続可能な燃料としてのアンモニアの可能性についてこれまでの研究成果を基に解説します。

受講対象・レベル

・燃料としてのアンモニアの可能性と課題について知見を得たいと考えている方・アンモニア分解による水素生成方法の知見を得たいと考えている方・水素供給システムの構成と課題について知見を得たいと考えている方

必要な予備知識

この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

習得できる知識

・アンモニアの基礎知識・再生可能エネルギーとしてのアンモニアの最新動向・燃料としてのアンモニアの課題や展望など

セミナープログラム

1.持続可能な燃料としてのアンモニア 1)カーボンフリーのアンモニアの製造と輸送 2)再生可能エネルギー由来の液体アンモニアを輸送するための可能な経路 3)燃料としてのアンモニアの導入 4)エクセルギー解析を用いた燃料の比較2.水素キャリアとしてのアンモニア 1)アンモニアの分解反応 2)高純度の水素生成 3)ルテニウム触媒によるアンモニア分解3.アンモニア供給システム 1)アンモニア燃焼の利用技術 2)タービンおよび内燃機関でのアンモニア燃焼 3)アンモニア分解・水素生成システム 4)燃料電池を介した定置用途のアンモニア利用 5)燃料電池自動車用アンモニア分解・水素供給システムの開発<質疑応答>

*途中、小休憩を挟みます。