LCA(ライフサイクルアセスメント)の活用方法 ~背景・計算方法・計算事例・規格と法規~【オンライン】
開催日 | 9:30 ~ 12:00 |
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主催者 | 一般社団法人企業研究会 |
キーワード | LCA 環境負荷抑制技術一般 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoom受講(会場での受講はございません) |
セミナー講師
関東学院大学 人間共生学部 教授 佐野慶一郎 氏
1987年スズキ株式会社(技術研究所)入社、1997年静岡大学大学院 博士号取得、2003年山梨県環境科学研究所(県公設、現在名 富士山科学研究所) 環境資源学研究室長、2006年静岡県立大学大学院 環境科学研究所 助教授を経て、2008年関東学院大学 人間環境共生学部 教授、現在に至る。
主な著書 『プラスチックの化学再資源化技術』P.237-246(2014年改訂版 シーエムシー出版)、『Applications of Nanocomposites』7章 p.159-178(2022年初版 米国Tyler and Francies出版)
セミナー受講料
受講料 1名につき会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
セミナー趣旨
企業において、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いた環境活動の報告が求められている。本セミナーでは、LCAの活用方法として、背景・計算方法・計算事例・国内外の規格と法規を中心にわかりやすく解説します。具体的には、LCAを活用する「カーボンフットプリント」や「Scope3」、計算方法として「CO2排出量原単位調査」や「カーボンニュートラル」、「リサイクル効果」、LCA事例として「自動車」と「医療材料」、及び、LCA関連の「ISO規格」と「欧米の法規」を取り上げます。温暖化対策や省エネに取り組んでいる企業や自治体などで、LCAの基礎を学び、実践したい方や計算で悩んでいる方におすすめできる内容です。
受講対象・レベル
経営企画部門、研究開発部門、環境部門など、LCAに関わる部門の方など
セミナープログラム
1.LCA(環境影響評価)の背景 1-1 地球温暖化対策の国際動向(パリ協定) 1-2 CFP(カーボンプリント)とLCAの関係性 1-3 Scope3(地球温暖化ガス・プルトコル)とLCAの関係性2.LCA計算の実施方法 2-1 計算目的と調査範囲の設定 2-2 インベントリ分析 2-3 環境影響評価方法(二酸化炭素排出量) 2-4 代表的なLCAのソフトウェアーとデータベース3.LCA計算の事例 3-1 自動車 3-1-1 エンジン車 3-1-2 ハイブリッド車 3-1-3 電気自動車 3-1-4 燃料電池車 3-1-5 水素エンジン 3-1-6 リサイクル・プラスチック材料(枯渇資源抑制) 3-1-7 天然繊維強化プラスチック(カーボンニュートラル効果) 3-2 医療材料 3-2-1 人工食道(高分子管) 3-2-2 人工肺(血液浄化用の高分子中空糸) 3-2-3 人工肝臓(ポリウレタン) 3-2-4 バイオ系高分子(ポリ乳酸、天然ゴム、セルロース)4.LCAに関する規格と法規 4-1 ISO国際標準化機構とJIS日本産業規格 (14040環境管理LCA要件とガイドラインなど) 4-2 米国の法規(グリーン燃料生産税額控除など) 4-3 欧州の法規(Fit For 55 乗用車等のCO2排出基準に関する規則など) 4-4 英国の規格(PAS2060カーボンニュートラル公開仕様) 4-5 CSRD(企業サステナビリティ報告指令)欧州 4-6 ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)国際 4-7 SSBJ(日本サステナビリティ基準委員会)5.総括 5-1 LCAの意義と長所短所 5-2 質疑応答、意見交換※申込状況により、開催中止となる場合がございます。※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。