<統計が専門でない方/苦手な方のための>薬物動態分野(非臨床)で用いる基本統計学【講義と演習(Excelを使用)】

「このデータは妥当な結果なのか、異常値なのか」
「相関係数はいくつ以上で統計的に有意なのか」
「バイオアベイラビリティの計算はどういう計算をするのが良いのか」 

  受講可能な形式:【Live配信】

セミナー趣旨

<教科書には載ってない!薬物動態解析シリーズ>
~本セミナーは薬物動態解析入門として、【初級~初中級者レベル】の内容を想定しております~
⇒下記の【レベル2ー3】

<本セミナーシリーズのレベル感の目安>
【レベル1】初心者 新入社員、若手、他部門からの異動※ほぼ未経験者の方
【レベル2】初 級 ・新入社員(薬学系)
 ・若手(数年会社での業務経験あり)、
 ・他部門からの異動者(薬物動態データとアクセスあり)
 ※パラメータに多少馴染んでいる方
【レベル3】初中級 解析業務経験あり
※業務経験が実際にあり動かしている方
【レベル4】中 級  簡単なモデリング&シミュレーション経験がある方
【レベル5】中上級 コンパートメントモデル、生理学薬物速度論モデル経験者 ※お客様の声を一部ご紹介します(過去に加藤先生ご講演セミナーにご参加)。
---

<薬物動態研究での経験から知っていた方が良いと思われる基礎統計を学ぶ>

『このデータは妥当な結果なのか、異常値なのか』
『そのデータは、N=1のデータなのか、複数のデータなのか』
データのばらつきを考えて理解しなければなりません。

『算術平均が多く使われますが、それは妥当でしょうか?』
『バイオアベイラビリティの計算はどういう計算をするのが良いのでしょうか?』
『相関係数はいくつ以上で統計的に有意でしょうか?』
また、相関と回帰は同じと思って使っている方も見受けられます。
<統計解析の例>
・平均値、標準偏差の算出・定量法評価・反復投与による変化
・添加剤の影響・薬物間相互作用の有無・線形性・生物学的同等性試験、、等 

セミナープログラム

我々は薬物動態試験を行い、数値データを得、それを解析することにより、生体で起きている現象を理解しています。
このデータは妥当な結果なのか、異常値なのか、そのデータは、N=1のデータなのか、複数のデータなのか、データのばらつきを考えて理解しなければなりません。
しかし、統計を考慮してデータを理解している人は少ないという印象を持っています。平均値のみで、差を議論していることも多くあります。平均値といっても算術平均、幾何平均、調和平均があります。算術平均が多く使われますが、それは妥当でしょうか?バイオアベイラビリティの計算はどういう計算をするのが良いのか、通常計算していることも、改めて聞かれるとどうだろうと思うことはあると思います。
相関係数はいくつ以上で統計的に有意でしょうか?また、相関と回帰は同じと思って使っている方も見受けられます。差がある、ないの判断を客観的にするには、やはり統計が必要です。薬物動態研究ではそれほど多くの統計を用いることはありません。薬効・毒性で用いる統計を用いないこともあります。
本セミナーでは、演者の薬物動態研究での経験から知っていた方が良いと思われる基礎統計について、情報共有したいと考え、企画させていただきました。演者は、非臨床薬物動態研究者であり、統計学の専門家ではありませんので、詳細な統計の話はできませんが、薬物動態分野で使っている統計について、無知だった頃の恥ずかしい経験も含め紹介させていただきます。
 
1. 基本統計量
 ・平均値、中央値、標準偏差、歪度、尖度
 ・ヒストグラム
 ・正規分布 対数正規分布
 ・幾何平均
 ・バイオアベイラビリティの計算 
 ・個体間変動、個体内変動、変動係数
 ・自由度について
 ・標準偏差と標準誤差
 ・外れ値の棄却

演習

2. 2群の比較
 ・検定と信頼区間
 ・対応のあるt検定
 ・対応のないt検定
 ・等分散が仮定できないt検定
 ・ノンパラメトリック検定
 ・検出力

演習
 
3. 多群の比較
 ・多重検定
 ・分散分析
 ・1元配置分散分析
 ・2元配置分散分析
 ・Fisherのt検定、Dunnet、Tukey

演習

4. 相関と回帰
 ・相関
 ・回帰分析
 ・重回帰分析

演習

5. モデル解析での統計
 ・最適パラメータと標準偏差
 ・赤池の情報量基準(AIC)

6. 質疑応答

セミナー講師

薬物動態塾  /  武蔵野大学 客員教授 加藤 基浩  氏 (元・中外製薬)

専門分野
薬物動態全般、薬物速度論、薬物間相互作用、ヒトクリアランス予測、PK/PD解析、バイオ医薬品の薬物動態

略歴
1987年 中外製薬入社 非臨床薬物動態部門配属
1995-1997年 東京大学製剤学教室研究生
1999年 薬学博士取得
2019年 中外製薬退職
2005年 日本薬物動態学会奨励賞受賞
2019年 日本薬物動態学会創薬貢献・北川賞受賞

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】   
 1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。

 <過去シリーズ受講割(2種類)> 
過去に、同一セミナー、もしくは、同シリーズ(同講師の「教科書にのっていない!薬物動態解析入門シリーズ」)セミナーを受講された方の特別割引を実施いたします。お申込みの際、備考欄にセミナー略称と「シリーズ受講割」をご記載ください。
※本割引は、各種割引との併用は不可となります(E-Mail案内登録価格との併用不可となるためご注意ください)。
【1】復習受講割(1名) 1日あたり定価:11,000円
<対象セミナー>
【薬物動態・基本統計学】

【2】シリーズ受講割(1名) 1日あたり定価:27,500円
<対象セミナー>
【薬物動態解析入門1-コンパートメントモデル解析】など

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • 製本テキスト:開催日の4,5日前に郵送にて発送予定
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
    ※開催日の4~5日前に発送します。
     開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
    ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
     開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
     ⇒Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • 当日演習用Excel資料:マイページよりダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。 (開催前日~前々日を目安にダウンロード可、または送付)

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   SQC一般   検定・推定

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   SQC一般   検定・推定

関連記事

もっと見る