○優れた物理的・化学的特性を持つカーボンナノチューブ(CNT)が様座な分野で注目されています。
○薄膜の作製方法そして最新の応用事例までをお話するとともに、特に、電子デバイスやエネルギー分野での応用について解説させていただきます。
セミナー趣旨
カーボンナノチューブ(CNT)は、その優れた物理的・化学的特性により、様々な分野で注目を集めています。本講演では、CNTの基本的な特性から、薄膜の作製方法、そして最新の応用事例までを包括的に紹介します。特に、電子デバイスやエネルギー分野での応用について詳述し、未来の技術動向を探ります。研究者、エンジニア、学生を対象とし、CNTの理解を深めるとともに、新しい技術開発のヒントを提供します。
受講対象・レベル
・カーボンナノチューブに興味がある方
・カーボンナノチューブを使った研究開発を始めたい方
・カーボンナノチューブの分散や成膜にお困りの方
必要な予備知識
・この分野に興味のある方で高校卒業レベルの化学の知識があれば、特に予備知識は必要ありません
・CNTについてhttps://unit.aist.go.jp/ncdrc/ja/news/CNT%20in%20brief.pdf
・CNT薄膜についてhttps://www.dojindo.co.jp/letterj/149/review/02.html
習得できる知識
・カーボンナノチューブの基礎知識
・カーボンナノチューブ薄膜の作製・評価に関する基礎知識
・カーボンナノチューブ薄膜他の応用に関する基礎知識
・カーボンナノチューブ薄膜他の研究開発に関する最新動向
セミナープログラム
1. カーボンナノチューブ(CNT)
1) CNTとは
2) CNT構造と種類
3) 単層(SW)CNT
4) 多層(MW)CNT
5) CNTの基本特性
6) CNTの合成技術
2. CNT加工技術
1) CNT加工技術の現状と課題
2) 乾式プロセス
3) 湿式プロセス
3. CNT分散液
1) CNT分散液の基礎
2) 分散剤の役割と種類
3) CNT分散液の作製法と特徴
4) 様々なCNT分散液とその応用
4. CNT薄膜
1) CNT薄膜の基礎
2) CNT薄膜の作製手法と特徴
3) CNT薄膜の応用:透明導電膜
4) CNT薄膜の応用:電子デバイス
5) CNT薄膜の応用:その他
5. CNT研究の最新動向
1) CNT合成
2) CNT分散
3) CNT薄膜
4) CNT用途開発
5) CNTと人工知能(AI)
6) CNTと実験自動化
6. さいごに
■ご講演中のキーワード
・カーボンナノチューブ
・分散液
・分散剤
・機械学習
・薄膜デバイス
・湿式成膜
セミナー講師
産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター 主任研究員 神徳 啓邦 氏
■ご略歴
2010年 熊本大学大学院 自然科学研究科 博士課程 修了
2010~11年 日本学術振興会 特別研究員
2011~15年 文科省地域イノベーションプログラム 招聘研究員
2015年~ 産業技術総合研究所
■ご専門および得意な分野・ご研究
・ナノカーボン材料の分散・加工
・機械学習、マテリアルズインフォマティクス
・超分子化学
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
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