UDI記載やEUDAMEDに関する要求事項について、MDCG文書等をもとに改めて整理して解説!
UDI登録手順について、ユーザガイドを元に要点を解説
セミナー趣旨
MDRの一環として、製品へのUDI記載やEUDAMEDへの登録など新たな義務が発生しましたが、残念ながらEUDAMED開発の遅れのため、EUDAMEDの運用に関してMDCGの発行、MDRの部分改訂まで行われ、多少の混乱を招いてしまいました。そこで、皆様の知識のアップデートを含め、要求事項を再認識していただくことを目的に、MDCGなどをもとにUDIとEUDAMEDに関するMDRの具体的な要求事項を解説し、さらにユーザガイドを使って登録手順についても概説します。
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
MDR、UDI及びEUDAMEDなどに関するMDCG、ユーザガイド
習得できる知識
・FDAとの相違も含む基本UDIなど各種UDIの定義
・EUDAMEDへのアクター及びUDI登録手順
・UDI変更に関する注意事項
セミナープログラム
1.EUDAMEDの概要
1) EUDAMEDの定義
2) 製造業者の登録義務
3) ビジランスと市販後監視に関する要求事項
4) QMSに関する要求事項
5) 関係するMDCGとその概要
6) EUDAMED完全機能までの措置解説
7) 製造業者等以外の関係者の登録に関するQ&A解説
2.UDIシステムの概要
1)UDIの定義
2)基本的なUDI-DIに関するルール
3)UDIに含まれるべき内容
4)特別な製品に関するルール
・システムと手順パック
・埋め込み機器
・ソフトウェア
・レガシーデバイス
5)機器へのUDI記載に関する法的義務
6)EUDAMEDへのUDI登録に関する要求事項
7)BASIC UDI-DI及びUDI-DI変更に関する考え方とトリガー例
8)UDIに関するQ&A解説(FDAとの比較も含めて)
9)関係するMDCGとその概要
3.ユーザガイドに基づく登録ステップごとの概説
4.まとめ
■講演中のキーワード
MDR、EUDAMED、UDI、アクターモジュール、MDCG
セミナー講師
ミックインターナショナル株式会社 シニアコンサルタント 大原 澄夫 氏
■ご経歴
新潟大学工学部卒業後、精密機械会社のメディカル部門に配属。
主に滅菌医療機器の開発に従事。設計責任者として、ISO 9001、CEマーキング取得、FDA 510(k)申請、査察等に対応。
その間、医器工(現在のMTJapan)で、透析関係のISO委員、JIS作成委員に従事。
海外勤務を経て、帰国後品質管理部長等を歴任。
能動機器も含む、ISO13485、CEマーキング維持管理、510(k)申請、FDA査察対応を行う。
また、医機連の技術委員、MTJapan-UDI対策研究会委員に従事。
退職後現職に。
■過去関連テーマでの講演など
・次世代医療機器開発-プロフェッショナル育成プログラムで、FDAの法規制とその対応。
・FMEAを使ったリスクマネジメント事例、ユーザビリティ規格への取り込み事例等。
・IEC62366-1に沿った医療機器へのユーザビリティエンジニアリングの適用。
・医療機器における法的要求事項としてのリスクマネジメント
~FDAの求めるHFエンジニアリングやバリデーションを踏まえて~
・QMSの要求をふまえた設計管理及びリスクマネジメント手法、ユーザビリティ手法を利用した設計インプットの確立と
バリデーションの実施。
・ISO11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説。
・MDRにおけるPMSとビジランスに対する対応。
・MDRにおける 市販後監視とビジランスに対する要求事項とQMSへ取り込むべき内容。
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器等規制 海外事業進出
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器等規制 海外事業進出関連セミナー
もっと見る-
2024/11/26(火)13:00 ~ 16:30
EUDAMED(欧州医療機器データベース)におけるMDR/IVDR製品・レガシーデバイス等のUDIデータ登録を期限内に提出するために押さえておきたい準備・手順・要求事項【国内医療機器メーカーの事例を元に解説】<東京会場セミナー>
[東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
海外進出の成功は簡単ではないが不可能でもない
1. 経済グローバル化の本質 1989年ベルリンの壁崩壊以来、世界は自由貿易に向けて着実に動いていましたが、2017年に就任したD.トランプ米大統領は... -
【ものづくりの現場から】革新的医療器具"AIBOU"に学ぶ、医工連携の取り組みとは(豊國)
ものづくりドットコムの連載「ものづくりの現場から」では、現場の課題や解決策に注目し、ものづくりの発展に寄与する情報を提供しています。今回は、医療機器分... -
発展途上国が貴社の技術を待っている!
東南アジア・アフリカ・中南米など、いわゆる「新興国」や「途上国」には膨大な市場が広がっており、日本発の技術や製品を待っている大勢の人々がいます。彼らにと... -
新製品設計に取りかかることができない技術者とは
前回の「グローバル化の限界、現場技術者の犠牲とは」により、製造移管(工場引継)の実情は把握できたでしょうか? 具体的な声を収集すると実に様々な問題が起き...