「稼ぐ自治体」を目指す北海道石狩市の洋上風力発電等 “地産地活”における脱炭素まちづくりの取り組み
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 電力技術 地球温暖化対策技術 政策・行政 |
開催エリア | 全国 |
加藤 龍幸 石狩市市長 特別招聘
開催日時:2024年05月27日(月) 10:00 - 12:00
セミナー講師
石狩市市長加藤 龍幸 氏<略歴>1979年 3月 専修大学法学部法律学科卒業1980年 4月 北海道庁奉職1986年 6月 国土庁派遣(地域振興局特別地域振興課小笠原振興係長)1994年10月 空知支庁地方部振興課市町村係長2001年 4月 石狩市派遣(企画調整部参事)2003年 6月 企画振興部地域振興室市町村課財政グループ主幹2007年 6月 石狩市役所奉職(企画財政部理事)2012年 4月 企画経済部長2016年 4月 石狩市監査委員2019年 6月 石狩市長就任
セミナー受講料
1名:33,480円(税込)特典:受講1名につき、同社より1名同行無料(要登録)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
石狩市は「稼ぐ自治体」を目指している。人口減少が進む地方自治体にとって、主体的な収入確保は、社会資本、教育、医療、福祉など、市民生活を守ることにほかならないからだ。脱炭素の文脈で全国的な注目を集める石狩市だが、当市は脱炭素をゴールではなく、目標実現の手段として捉えている。その中心的な施策が、工業団地「石狩湾新港地域」の100haに100%地域の再エネを供給する「REゾーン」構想。脱炭素という世界的な付加価値を提供する産業空間として、企業集積を図る。このように、洋上風力発電など、地域産再エネを地域で活用する"地産地活"で産業振興を図り、マチに賑わいと資本をもたらす。これが石狩市の脱炭素である。
セミナープログラム
1. 「石狩湾新港」と「石狩湾新港地域」 (1) 石狩市の歴史 (2) 「石狩湾新港」誕生からの産業的な遷移 ① 石狩湾新港に集積する産業 ② FIT登場以降の再エネ急拡大2. エネルギーと資本を生み出す「洋上風力発電」 (1) グリーンパワーインベストメントと港湾区域 (2) 一般海域石狩市沖の現状と可能性 ① 石狩市沖の概要 ② 法定協議会と現在地 ③ サプライチェーン構築への挑戦 ④ 浮体式の足音3. 再エネ"地産地活"へ (1) 地産地活の根本 (2) 急伸するデータセンター市場 (3) エネルギープラットフォームとアグリゲーション4. 持続可能なまちづくりに向けて (1) 注目集まる「厚田マイクログリッドシステム」 (2) 産業振興と地域課題解決の道筋