熱分析の基礎と測定・データ解析
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 応用物理一般 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
熱分析の基本原理から測定の方法、データ解析および、様々なアプリケーション実例まで速習! ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 【アーカイブ配信:1/30~2/6】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
NETZSCH Japan(株) R&D シニアアドバイザー 木下 良一 氏<ご専門> 熱分析機器<学協会> 日本熱測定学会、高分子学会<ご略歴> 1978年3月 東京工業大学 高分子工学科卒 1978年4月 (株)第二精工舎入社 科学機器部(現 日立ハイテクサイエンス株式会社)配属にて熱分析機器開発に従事 2012年1月 ブルカー・エイエックスエス(株) 熱分析事業部 事業部長 2012年9月 ネッチ・ジャパン(株) 設立に伴い転籍 現在に至る
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。ライブ配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
本講座を受けられる方は、熱分析をこれから始められる方をはじめ、熱分析を既に使われている方も、違った観点からの新しい知識や考え方、ノウハウを習得することができます。 これにより受講者の皆様が、熱分析を行うことが楽しくなるような講座になればと考えています。
習得できる知識
・熱分析の基本原理・熱分析の測定の方法、データ解析・熱分析の様々なアプリケーション実例
セミナープログラム
1.「熱」とは?熱の本質について ・熱と温度はどう違うのか?
2.「熱分析」とは何をする装置? ・例えば、チョコレートのおいしさを見分ける装置 ・例えば、ヘアースタイルの決め方がわかる装置
3.熱分析の基礎 熱分析の定義と種類について 3-1.熱分析の分類 3-2.DTA(示差熱分析) 3-3.DSC(示差走査熱量測定) 3-4.TG(熱重量測定) 3-5.TMA(熱機械的分析) 3-6.DMA(動的粘弾性測定) 3-7.その他の熱分析 3-8.速度制御型熱分析 3-9.温度変調DSC(交流熱分析)
4.複合熱分析 さらに広がる熱分析 4-1.複合熱分析とは? 4-2.複合熱分析その一:温度+α 4-2-1.湿度、水蒸気 4-2-2.圧力 4-2-3.光 UV 4-2-4.特殊ガス 4-3.複合熱分析その二:熱分析×その他の分析法 4-3-1.発生ガス分析(MS,GC/MS,FT-IR) 4-3-2.試料内部情報分析(XRD, FT-IR, Raman) 4-3-3.試料観察 4-3-4.微小領域 4-3-5.レオメーター、誘電分析
5.熱分析データの解析・評価 5-1.分析手法と測定対象の対応 5-2.現象、物性別にみた解析方法 5-2-1.融解 5-2-2.ガラス転移 5-2-3.結晶化 5-2-4.反応(硬化、重合) 5-2-5.反応(酸化) 5-2-6.熱分解、反応速度 5-2-7.熱膨張、熱収縮 5-2-8.比熱容量 5-3.材料別にみた解析方法 5-3-1.プラスチック材料 5-3-2.ゴム材料 5-3-3.生体高分子、複合材料 5-3-4.薬品 液晶材料 5-3-5.金属材料 5-3-6.セラミック材料
6.熱分析の測定方法、ノウハウ 6-1.測定前準備 6-2.装置校正 6-3.サンプリング 6-4.測定条件 6-5.トラブルシューティング
7.Appendix 7-1.試料と容器の反応性 7-2.熱分析関連のJIS 7-3.熱分製関連の参考書
キーワード:熱分析,測定,DTA,DSC,TG,TMA,DMA,粘弾性,解析,評価