がんゲノム医療におけるリキッドバイオプシーを用いた診断および解析方法のポイント

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 再生医療等製品技術   ゲノム技術
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★がんゲノム医療における革新的な診断方法として期待されているリキッドバイオプシー!☆ゲノム・エピゲノム異常がどのようにがん医療において利用されているのか??☆解析方法(次世代シークエンサー・データ解析)も含めて解説!! ※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信受講:1/22~1/28】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

群馬大学生体調節研究所 教授 服部 奈緒子 氏《専門》分子生物学・腫瘍生物学《略歴》■学歴2000年 3月 東北大学農学部 卒業2002年 3月 東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程 修了2005年 3月 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程 修了 博士号(農学)取得■職歴2004年 4月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)2005年 4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)2006年 4月 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任助教2008年 4月 国立がんセンター研究所 リサーチレジデント2011年 4月 国立がん研究センター研究所 研究員2022年 10月 星薬科大学先端生命科学研究所 特任准教授2024年 4月 群馬大学生体調節研究所 教授現在に至る《活動等》日本癌学会 評議員(2020年より)、環境エピゲノミクス研究会 代表幹事(2022年より)、日本エピジェネティクス研究会 幹事(2024年より)

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

リキッドバイオプシーは低侵襲性の液体検体であり、がんゲノム医療における革新的な診断方法として期待されています。一方で、解析対象とするには技術と知識が必要であり、応用方法はまだ限られた開発途上の方法でもあります。本セミナーでは、なぜ、ゲノム・エピゲノム異常ががんの原因となるのかについて、分子メカニズムの基礎から説明いたします。また、ゲノム・エピゲノム異常がどのようにがん医療において利用されているのかについて、解析方法(次世代シークエンサー・データ解析)の解説も含めてご紹介いたします。さらに、リキッドバイオプシーに関して、使用する液体検体の種類・解析方法・解析対象といった基礎から、メリットやデメリット、臨床応用の現状、今後の展開についてお話しいたします。 今後のがんゲノム医療に重要なリキッドバイオプシーに関して基礎から分かりやすく解説致しますので、ぜひ、ご参加ください。

セミナープログラム

1.はじめに

2.ゲノムの基礎 2-1. ゲノム異常と疾患との関連 2-2. がんにおけるゲノム異常の種類と特徴  2-2-1. 体細胞変異と生殖細胞変異  2-2-2. 点突然変異  2-2-3. 遺伝子増幅  2-2-4. 染色体の構造異常(転座と欠失) 2-3. ゲノム異常の誘発機構 2-4. 正常組織に存在するゲノム変化

3. エピゲノム異常 3-1. がんにおけるエピゲノム異常の種類と特徴  3-1-1. DNAメチル化  3-1-2. ヒストン修飾  3-1-3. クロマチン高次構造 3-2. エピゲノム異常の誘発機構 3-3. ゲノム異常との違い

4.がんゲノム医療 4-1. 次世代シークエンスの種類  4-1-1. 全ゲノムシークエンス  4-1-2. エキソームシークエンス  4-1-3. ターゲットシークエンス 4-2. クリニカルシークエンス  4-2-1. クリニカルシークエンスとは  4-2-2. 国内のクリニカルシークエンスの現状  4-2-3. 最新の研究動向

5.リキッドバイオプシー 5-1. リキッドバイオプシーの基礎  5-1-1. 歴史  5-1-2. 体液サンプルの種類  5-1-3. リキッドバイオプシーを用いた診断(がん医療以外) 5-2. がん医療における診断  5-2-1. 診断の種類  5-2-2. バイオマーカー  5-2-3. バイオマーカーと治療標的の違い 5-3. 血液以外の体液サンプルを用いたがん診断 5-4. 血液サンプルのリキッドバイオプシーの特徴  5-4-1. 血中循環がん細胞 (circulating-tumor cell)  5-4-2. 血中循環がん由来DNA (circulating-tumor DNA)  5-4-3. 血中遊離DNA (cell-free DNA)  5-4-4. エクソソーム 5-5. 血液サンプルを用いたがん診断  5-5-1. がんの存在診断  5-5-2. 薬剤奏効性および薬剤耐性の診断  5-5-3. 臨床応用の現状 5-6. リキッドバイオプシーを用いたエピゲノム異常の解析

6. 課題と今後の展望

キーワード:リキッドバイオプシー,ゲノム,エピゲノム,次世代シークエンサー,WEB,セミナー,講習会