【研究開発動向:2時間セミナー】エクソソームの性質/生合成機構とDDS戦略

~エクソソームの単離精製・薬物搭載法とDDS実例/臨床試験例~

  受講可能な形式:【Live配信】

エクソソームの特徴を利用した薬物輸送システム(DDS)の開発が世界中で行われ、臨床試験に進んでいるものも報告されている。

>> エクソソームを用いたDDSの利点や課題、その将来性とは
>> エクソソームをはじめとした細胞外小胞の性質・物性の理解とDDS担体としての将来性等の情報
▼エクソソームの単離精製・薬物搭載法
▼エクソソームDDSの実例(核酸医薬を中心に)
▼エクソソームDDSの臨床試験例 (核酸医薬を中心に)

セミナー趣旨

エクソソームは、あらゆる細胞が分泌するナノスケールの細胞外小胞であり、体内で様々な生体分子の輸送を担うものです。このエクソソームの特徴を利用した薬物輸送システム(DDS)の開発が世界中で行われており、臨床試験に進んでいるものも報告されています、しかし、以前として技術的な課題も多く残っているのが現状です。本セミナーではエクソソームの生合成機構や疾患との関連性、エクソソームを用いたDDSの利点や課題、その将来性について紹介します。

◆講習会のねらい◆
エクソソームをはじめとした細胞外小胞の性質・物性の理解とDDS担体としての将来性等の情報

セミナープログラム

1. エクソソームとは? 
 1.1 エクソソーム(Exosome)とExtracellular vesicles (EVs)
 1.2 エクソソーム研究の歴史 
 1.3 エクソソーム内包物 
 1.4 エクソソームと細胞間コミュニケーション
 1.5 エクソソームと疾患との関係

2. エクソソームの単離精製・薬物搭載法
 2.1 エクソソームの回収と精製 
 2.2 薬物搭載法(1)Pre-loading法 
 2.3 薬物搭載法(2)Post-loading法 

3. エクソソームによるDDS 
 3.1 エクソソームの体内動態
 3.2 エクソソームDDSの実例(核酸医薬を中心に)
 3.3 エクソソームDDSの臨床試験例 (核酸医薬を中心に)
 3.4 エクソソーム・ハイジャック型薬物輸送システム
 3.5 エクソソームDDSの課題
 3.6 エクソソームDDS・医療の今後の展望

  □質疑応答□

セミナー講師

東京科学大学 生命理工学院 教授 博士(学術) 山吉 麻子 先生

略歴
2003年7月  京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了   博士(学術)
2003年8月  九州大学 生体防御医学研究所・学術研究員
2005年4月  九州大学 先導物質化学研究所・特任助手
2007年3月  京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科・助手
2007年5月  京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科・助教
2015年4月  京都大学 白眉センター・特定准教授
2017年10月 (兼任)JSTさきがけ研究者(2021年3月まで)
2018年3月  長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科・教授
2024年5月  東京工業大学 生命理工学院・教授
2024年10月 東京科学大学 生命理工学院・教授

専門/主な業務
核酸医薬・核酸化学・エクソソーム・光操作・DDS

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
 22,000円( E-mail案内登録価格20,900円 )

受講、配布資料などについて

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配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

22,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

バイオ技術一般   医薬品技術

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13:00

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22,000円(税込)/人

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バイオ技術一般   医薬品技術

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