原理原則で理解するブロー成形法

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   高分子・樹脂材料   TQM
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

■カーボンニュートラル対応も考え、便利なブロー成形品を使い続ける知恵 不良の原因と対策、トヨタ式問題解決法による慢性不良対策例も解説いたします!

 

日時

【Live配信(アーカイブ配信付き)】 2025年1月23日(木)  13:00~16:30【アーカイブの視聴期間】2025年1月24日(金)~1月30日(木)まで  受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

セミナー講師

(株)Tech-T 代表取締役/埼玉工業大学 客員教授 高原 忠良 氏(元トヨタ自動車/Samsung SDI)博士(工学)

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

■■■ 1名様で、12月1日申込み受付分から ■■■ テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合: 受講料 37,400円 (E-Mail案内登録価格 35,640円) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

ブロー成形法は、射出成形法とともに最も普及している樹脂の加工法です。身の回りを見ても、飲料ボトル、シャンプーや洗剤容器、液体運搬用のポリタンクなどなど、身近に使われており、なくてはならないものです。多数の写真で活用状況を確認します。ついで、加工法の原理原則を直感的にわかりやすく説明します。樹脂とはどのような物質でその利点と欠点を整理することで、ブロー成形法最適化の着眼点が明確になります。工法の利点・メリットの裏側には工法そのものが内包している課題があります。ブロー成形の不良対策にはこれらの原理原則を理解することが重要です。トヨタ生産方式カイゼンの着眼点で取り組んだ不良対策などにも目を向けます。一方で、新しいブロー成形としては、CAEはもちろん、IoTやAI等最新デジタル技術や最新計測法の活用もニーズのあるところです。そして、いま一番の話題となっているカーボンニュートラルは避けることのできない課題です。ブロー成形法・その加工品で対応すべき着眼をSCOPE1~3の視点で確認します。単なる知識・情報の説明ではなく、原理とともに理解が進む説明として工夫しますので、いつでも応用が可能となります。燃料タンク樹脂化のためのブロー成形法開発や成形現場でのカイゼン指導などのエピソードも紹介予定です。

セミナープログラム

1.ブロー成形品の活用状況  身近なモノを入り口として、どのような製品がブロー成形でつくられているかを確認します。 1.1 身の回りにあるブロー成形品 1.2 自動車部品、 1.3 その他2.プラスチックとその特性発現のメカニズム  ブロー成形を原理原則で理解するために、まずはプラスチックとはどのような物質であるかを理解します。 2.1 プラスチックとは 2.2 樹脂とその種類 2.3 樹脂の特徴 ~金属・無機物との比較で理解~3.成形加工法とブロー成形  主な成形加工法を説明します。それらと比較することでブロー成形法の特色がよくわかります。 3.1 主な成形加工法 3.2 ブロー成形の位置づけ4.ブロー成形の実際  ブロー成形の加工方法を、その歴史、加工の原理からご説明します。  基礎原理を理解することで、材料や設備・型がどのような機能性質となるべきかも同時に理解できます。 4.1 歴史 4.2 加工の原理 4.3 樹脂材料への要求 4.4 成形機と金型の構造と機能 4.5 成形金型5.ブロー成形法の種類と応用製品 5.1 ダイレクト・ブロー 5.2 多層成形 5.3 多次元ブロー 5.4 インジェクション・ブロー 5.5 延伸ブロー 5.6 インフレーション・ブロー6.不良の種類、その原因と対策  ブロー成形の弱点から生じる不良や工法課題の説明です。  加工プロセスや原理の説明と結びつけることで論理的に理解が進みます。 6.1 ダイスエル 6.2 ダイマーク 6.3 ドローダウン 6.4 未ブロー 6.5 パンク 6.6 厚み偏差、形状制約 6.7 形状安定性、変形・収縮7.<応用>トヨタ式問題解決法による慢性不良対策例  ブロー成形の慢性不良をトヨタ式カイゼンで対策した事例を紹介します。  トヨタ生産方式の概要から解説しますので、トヨタ式カイゼンの活用方法も理解できます。 7.1 トヨタ生産方式の歴史と概要 7.2 ブロー慢性不具合への適用事例 7.3 カイゼン効果の考察  職場力・ひとづくり/原価・収益への貢献8.今後のブロー成形に求められること  カーボンニュートラルの視点での対応が求められます。  同時に新技術の適用による、品質管理や加工法の革新も望まれます。 8.1 環境対応 カーボンニュートラル  Scope1/2/3 8.2 デジタル技術 CAE、IoT、AI、DX   8.3 最新計測技術 デジタルツインの入り口?  □質疑応答□