脱炭素と循環型経済社会の実現に向けたプラスチックリサイクルの課題と展望

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 高分子・樹脂材料   省資源   汚染物質排出抑制技術
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★廃プラスチックを巡る国際的な課題と最新動向が理解できる※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:1/29~2/7(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

東北大学大学院国際文化研究科・環境科学研究科 資源戦略研究センター副研究科長・教授 博士(都市・地域計画) 劉 庭秀 氏【専門】持続可能性科学(廃棄物管理・資源循環)【略歴】東北大学 教育研究評議員東北大学 グリーン未来創造機構 教授廃棄物資源循環学会 東北支部長みやぎアップグレードコンソーシアム 会長全日本自動車リサイクル連合 顧問アジア自動車環境フォーラム 日本代表

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

世界的にカーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの重要性が叫ばれている中、廃プラスチックの再資源化が注目されています。使い捨て容器包装の生産と消費や減らず、漂着ゴミやマイクロプラスチックの増加による海洋汚染は地球規模課題として認識されつつあります。一方、化石燃料の依存から脱却し、脱炭素社会を形成するためには、廃プラスチックの再資源化とともに、代替素材の開発が望まれる。本セミナーは、これらの課題を解決すべく、国内外における廃プラスチックリサイクルの現状と課題をわかりやすく解説した上で、今後、脱炭素と持続可能な資源循環のために、動脈産業と静脈産業か如何に連携して廃プラスチックリサイクルを進めていくべきかを、容器包装や自動車などの具体的な事例を挙げて説明します。特にテラヘルツ波を利用したプラスチックの選別装置開発の状況を、容器包装廃棄物、使用済み自動車、被覆電線などを事例に紹介します。本セミナーでは、これらの課題ついて文理融合・分野横断のアプローチを紹介するとともに、廃プラスチックの選別と適正な再生原料生産のための基礎知識を養うことを目的としており、新しいプラスチックリサイクルの技術開発の可能性を提示します。

受講対象・レベル

製造業務にたずさわって1-3年の若手技術者や新人~中堅の方、ESG経営に関心のある企画・経営担当者

必要な予備知識

プラスチックの基礎的な知識、廃プラ問題解決に関心のある方

習得できる知識

・廃プラスチックを巡る国際的な課題と最新動向が理解できる。・プラスチックリサイクル現場の課題と装置開発の基本的な考え方が習得できる。・再生プラスチックの標準化のための考え方が習得できる。・動脈産業と静脈産業の持続可能な資源循環について理解できる。・廃プラスチックの適正なリサイクルのための産学官連携の重要性が理解できる。

セミナープログラム

1.はじめに 1-1.  脱炭素と循環経済社会に向けて 1-2.  廃プラスチック問題の主な論点 1-3.  国内外におけるプラスチックリサイクルの現状と課題 1-4.  小括

2.プラスチックリサイクルの課題 2-1.  プラスチックの多様化・複雑化 2-2.  廃プラスチックの選別技術 2-3.  廃プラ選別における領域マップ 2-4.  再生プラスチック生産の悩み(動脈産業と静脈産業)

3.新しいプラスチック選別技術の可能性 3-1.  テラヘルツ波とは? 3-2.  反射率と透過率 3-3.  新しいプラスチック選別技術の開発  3-4.  プラスチックのテラヘルツスペクトル  3-5.  テラヘルツ波の測定イメージ 3-6.  識別アルゴリズムの開発 3-7.  機械学習による選別効果

4.持続可能なプラスチック資源循環の課題と展望 4-1.  再生資源の回収ルートの多様化(独自回収ルートの増加) 4-2.  リサイクル協力行動 4-3.  社会実験による容器包装廃プラスチック回収・選別実験 4-4.  国際資源循環の新しい動向 4-5.  資源循環のネットワーク化とカーボンニュートラル 4-6.  使用済み自動車由来のプラスチックリサイクルの現状と課題 4-7.  高周波数による小型家電プラスチック測定 4-8.  被覆電線の材質識別の課題と可能性 4-9.  再生プラスチックの定義と標準化の重要性 4-10.  持続可能な資源循環(資源循環ネットワーク)のポテンシャル 4-11.  総括