超親水化・超撥水化のメカニズムと評価および制御技術
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 物理化学 薄膜、表面、界面技術 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★超親液および超撥液機能の基礎知識と原理、表面の評価法、 応用技術から最近のトピックスまで速習! ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 【アーカイブ配信:1/31~2/7】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
埼玉工業大学名誉教授 工学博士 矢嶋 龍彦 氏<ご専門> プラズマ化学、表面化学、電気化学、環境化学<学協会> 日本化学会、表面技術協会、電気化学会、化学工学会、水環境学会、その他
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。ライブ配信とアーカイブ配信を両方視聴する場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
超親水性や超撥水性をはじめとする材料の超親液・超撥液機能は、プリントや接着、生活用品、衣料、自動車、建設、医療、また、最近では、エレクトロニクスや新エネルギーなど広い分野へ応用され関心を集めている。 本講演では、こうした超親水・超撥水機能について、基礎的な知識と原理について詳述する。 基本的な原理を理解することにより、新規複合材料開発をはじめ実際上のさまざまな局面への適切な応用が可能となる。
習得できる知識
・親水・撥水表面とは何か?・親水・撥水表面と超親水・超撥水表面は何が違うのか?・(超)親水・(超)撥水表面の評価法・親水性・撥水性と水滴の付着性の違い・水滴を油滴に拡張できるか?・(超)親水・(超)撥水表面の作製技術と応用
セミナープログラム
1.親水・撥水に関する基礎知識と評価法 1-1.親水性・撥水性と表面エネルギー a)表面エネルギーと凝集力 b)フォークスの式と拡張フォークス式 1-2.表面張力と水滴の接触角 1-3.拡張フォークス式の応用 a)固体の表面エネルギー(表面張力)を求める b)ウェッティングエンベロープを求める 1-4.臨界表面張力とは 1-5.水滴の付着について
2.超親水・超撥水への拡張と機能性の向上 2-1.ウェンゼルの表面と機能 2-2.フラクタル表面とは 2-3.カッシー- バクスターの表面と機能
3.ロータス効果と応用 3-1.ロータス構造を模した超撥水表面の作製 a)リソグラフィー b)フォトサリエント効果を利用したダブルラフネス表面の作製 c)ナノロッド-ミクロフラワー構造による超撥水・超撥油表面の作製 3-2.内容物が付着しない撥水性包材の例 3-3.バイオミメティクスと展開 a)ウツボカズラの内壁にヒントを得たオムニフォビック表面 b)リキッド・ライク膜 c)自己修復性超撥水機能表面への展開
4.様々な超親水・超撥水化技術と応用 4-1.プラズマによる超親水・超撥水 4-2.ゾル-ゲル法による超親水・超撥水 4-3.光触媒による超親水化 a)セルフクリーニング・防曇 b)超親水化とインプラント医療 4-4.添加剤による親水・撥水 4-5.表面改質剤による超撥水化 a)フラクタル表面による超親水化と超撥水化 b)指紋付着防止 4-6.ポリマーブラシによる撥水化・親水化と応用 4-7.テクスタイルの撥水・親水 a)フラクタル繊維による超撥水化 b)ダイナミックプラズマ処理 c)ヤヌステクスタイルとは
5.フッ素樹脂表面の超親水化と機能化 5-1.プラズマによるフッ素樹脂表面の超親水化 5-2.超親水化表面の評価 5-3.処理後の表面特性の経時変化と評価 5-4.まとめ