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セミナー趣旨
低価格指競争から高付加価値競争に移行する中で、プラスチック加飾は、単なる加飾から、「機能性付加加飾」へと発展している。今後の加飾は、SDGs、パリ協定、自動車におけるCASEなど国際的な目標に即したものに展開していくことが求められる。
本講演では、加飾の概要、ならびに、代表的な加飾例を簡単に説明した後、国際社会、自動車メーカーの目標に対応した今後の加飾技術の展望を、塗装代替加飾、その他の環境対応加飾(植物由来材料使用の加飾、軽量化と加飾等)、高付加価値製品に結び付くその他の加飾(機能付加加飾、バイオミメテクスと構造色加飾、3Dプリント加飾等)、など具体的な項目別に解説し、さらに、自動車内外装部品への展開、および、自動車以外の採用例を示す。
受講対象・レベル
化学(素材・フィルム)、エレクトロニクス、自動車、建材、容器、通信機器分野などのメーカーの技術者・研究者。
セミナープログラム
1.加飾技術の概要
2.主要加飾技術の最近の状況
2-1. フィルム転写・貼合加飾
2-1-1. 成形方法
2-1-2. 加飾フィルム
(1)加飾フィルムの種類、構成
(2)注目される加飾フィルム、機能付与加飾フィルム
2-2. 特別な表面層を付与しない加飾(NSD)
2-2-1. モールドインカラー(高外観原着樹脂による加飾)
2-2-2. シボ・金型表面微細加工技術
2-2-3. 金型表面高品位転写
2-3. ソフト表面加飾の進展
2-3-1. 本格的なソフト表面加飾の現状
2-3-2. ソフトフィール加飾の開発と展開
2-4. 二次加飾
2-4-1. 印刷
2-4-2. 真空製膜
2-4-3. その他の二次加飾
(1)塗装 (2)メッキ (3)レーザー加飾
2-5. 日本、欧米の加飾の最近動向
3.国際社会、自動車メーカーの目標と今後の加飾概要
3-1. 国際社会、自動車メーカーの目標
SDGs、パリ協定、CASEなど
3-2. 国際的な目標に即した今後の加飾概要(一覧表)
4.環境対応加飾技術
4-1. 塗装代替加飾と自動車の外装などへの展開
4-1-1. 塗装代替加飾のニーズと塗装代替自動車外装への展開
4-1-2. 主要塗装代替候補技術とその展開および各技術の比較
フィルム加飾、材着樹脂加飾(モールドインカラー)、インモールド塗装
4-2. その他の環境対応加飾
4-2-1. 植物由来プラスチックおよび植物由来繊維複合材料利用の加飾
4-2-2. 軽量化と加飾
4-2-3. モノマテリアル、易解体、リサイクル材使用加飾
5.高付加価値製品につながるその他の加飾
5-1. 機能付加加飾
5-2. バイオミティクスと構造色加飾
5-3. 3Dプリント加飾
5-4. 熱板加熱圧空真空成形、被覆成形
5-5. フィルム転写成形
6.自動車内・外装への適用と今後の展開
6-1. 自動車内装への適用と今後の展開
6-1-1. 各加飾技術の最近の適用事例
6-1-2. 今後の自動車内装イメージ
6-1-3. 今後の内装キャビン、コックピット、ディスプレーなど
6-2. 自動車外装への適用と今後の展開
6-2-1. 今後の自動車外装イメージ
6-2-2. フロントエンドモジュール、フロントパネル、ソーラー発電など
7.自動車分野以外の用途への展開状況
7-1. 住設、建材分野
7-2. 化粧品容器、日用品分野
7-3. 通信機器、家電分野
8.まとめと今後の展開予想
【質疑応答】
キーワード:
プラスチック,加飾,フィルム,成形,成型,モールド,転写,表面,修飾,セミナー,講座,研修
セミナー講師
MTO技術研究所 所長 桝井 捷平 氏
《専門》
プラスチックおよび成形加工、加飾技術
《略歴》
1965年 住友化学工業(株)入社【現:住友化学(株)】技術開発部長
プラスチック材料、成形加工技術の研究・開発、販売、ライセンスなどに従事。
1999年 LPM(株)入社 取締役 研究開発部長、ライセンス部長
同上
2005年 MTO技術研究所設立 所長
プラスチック材料、成形加工技術のコンサルタントとして、執筆、講演、プラスチック関係の顧客の社内教育・技術相談・特定技術開発などに従事。
2020年 加飾技術研究会 副会長(現特別顧問)
《受賞》
1990年 合成樹脂新聞 第21回プラスチック大賞受賞
1992年 SPI Structure Plastics Division Conference Best Award受賞
1996年 成形加工学会 第1回青木固賞受賞
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
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※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 自動車技術 環境負荷抑制技術一般
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キーワード
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