
これから来る下剋上ビジネスを狙うための最新情報収集・利活用ノウハウ
〜社会の変化、テクノロジーの進化が呼び起こす「業界の枠」を完全突破するビジネス〜
開催日 2024年 9月18日(水)
セミナー趣旨
早いもので、2024年度も後半に突入です。世界情勢も国内情勢も引き続き、不透明な状況が続いていますが、確実に時は進み、時代は変化していきます。世界各地で新たなビジネスが誕生し、注目すべき事象が数多く登場してきています。そして…、今、様々なビジネスにおいて「下剋上」が随所で起こり始めています。社会の変化やテクノロジーの進化は、間違いなく業界再編の波を引き起こします。世の中の変化を先読みするために今後重要となるのが、「下剋上」というビジネスキーワードです。特に上位企業が長年変化していない業界はこれから大きな注意が必要です。「下剋上」の読み解きは、これからさらに重要なビジネススキルに昇華していくでしょう。未来に変化しない業界は、これからの時代、殆ど存在しないと予想します。
今回のセミナーでは、2030年以降をも見据えながら、今後、「下剋上」が起こるビジネスについて、大胆に予見してみたいと考えています。そして、「下剋上」が起こるビジネスをどう想起するかの方法論についても、お伝えいたします。新規事業・新商品開発の観点からも、既存事業の成長のためにも、未来のビジネスチャンスを捉えるための機会としていただければと思います。講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)にも、様々なビジネスに関する調査依頼が日々寄せられていますが、もはや「業界の枠」を完全に突破した案件が増加の一途を辿っており、今後の競争環境のし烈さを予感させます。
有力投資家や世界を動かす企業の動き、そして2024年度に各社が公表している未来ビジョン等をウオッチしていても、2024年〜2025年は「勝負の年」だと強く感じます。「下剋上」を仕掛ける大企業の仕掛け、そして従来の産業構造を破壊するスタートアップやディスラプター(業界破壊者)登場の足音も既に聞こえてきています…。上位争いはどの業界においても、熾烈を極めるでしょう。海外からの競合の登場も大きな流れです。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、自社事業の未来に思いを巡らせる。未来の市場変化や社会課題を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。その際に今後注意しなくてはならないのが、今回のメインテーマである「下剋上」ビジネスです。
長年に渡り、数多くの企業において、情報収集・利活用ノウハウを基軸に多くの企業や公的機関の「未来探索活動」を支援している講師が、今回も未来を見据えるための情報収集活用ノウハウや、今後注目すべき重要なビジネストレンド解説、そして今回の重要ポイントである「下剋上」ビジネスの読み解き方を解説いたします。ICT関連のお客様はもちろんですが、新規事業責任者/担当者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、戦略立案担当者、R&D部門担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。
・今回も業種業界問わず、事業戦略や新規事業開発責任者・担当者が把握しておきたい
未来の「成長産業」探索につながるビジネス情報収集・利活用ノウハウをふんだんにお届けいたします。
・今回のテーマはズバリ「下剋上ビジネス」の発掘、発見です。
・「下剋上」という言葉は、下位の者が上位の者に実力でうち勝ち,その地位にとってかわるという意味で使われています。
・2025年以降の大きなテーマとして、次なる仕掛けを考えるための重要キーワードとして、「下剋上」ビジネスに注目していきます。
・新たなプレーヤーの登場が予見されるビジネス、あるいは今はまだその全貌が見えないビジネスを想起するために、
今回は「下剋上」というキーワードにこだわりを持ってお届けいたします。
・社会構造の変化(様々な分野における主役交代・世代交代)、テクノロジーの進化、産業構造の進化・変化は顧客の変化、
そしてビジネスの変化をもたらします。下剋上ビジネスを予見することにより、他社よりも早い打ち手の検討が可能になります。
・2024年度も随所で既に「下剋上」の匂いがします。これはBtoBビジネス、BtoCビジネス問わず、未来のために注視しておきたい傾向です。
・下剋上が起きている業界を探り、当該ビジネスにおける仕掛けの検討、あるいは自業界への影響の検討、業界は異なるものの自業界において
参考となるビジネスなどを発見していただく良いきっかけになればと考えます。
・5年後10年後のビジネスを見通すためには成長産業探索だけでは十分ではありません。未来を先読みする目線を大切にしながら、
業界の枠を超え、他社の先を行く事業プランを描いていく必要があります。「下剋上」そして「業界再編」時代にはなおさらです。
・本セミナーでは、2025年以降の取組みに向けて、今後の新たなビジネスの狙い目、そして中長期視点でこれから注目しておきたい様々なビジネス、
さらには意外な注目ビジネスをご紹介しながら、刺激的な内容でお届けしたいと考えています。
・大切なことは、常に未来を意識し、自身で未来を構想/創造していくことです。顧客も未来に対する明確な答えを持たないこの時代、
「未来の絵姿」を見せることができる企業こそ、勝ち組になっていくと予想します。
・意外に学ぶ機会がない「ビジネスで成功するための情報収集手法」についても、見ておくべき情報源の解説も含め、
最新情報満載でお届けいたします。
セミナープログラム
1.未来を見据える上で重要な最新注目調査トレンド
・2024年度の注目調査トレンドを振り返る
・2025年以降の注目テーマを模索する
・順当な傾向そして意外な傾向とは…未来を読むための視点
・「下剋上」の予兆を感じるビジネスとは…
2. 「下剋上」ビジネスを読み解くためのビジネス情報収集手法
・一次情報と二次情報の重要性を知る
・これから価値を持つ情報とは…
・情報収集には実は意外に学ぶ機会がない確固たるセオリーが存在する
・情報収集で使える情報源の種類と特徴(文献・Web・データベースetc)
・生成AIの活用ポイント
・「下剋上」視点で見ておきたい情報とは…
3.情報収集ケーススタディ〜情報収集・活用の視点
・グリーン&デジタル分野
・ヘルスケア&長寿対応分野
・モビリティ&スマートシティ分野
・宇宙関連ビジネス
・物流関連ビジネス
・半導体関連ビジネス
・フードテック、アグリテック
・シェアリング、サブスク関連ビジネス
4.「下剋上」ビジネスの読み解き方
・時代の変わり目、テクノロジーの変わり目、そして○○の変わり目を探る
・これから「下剋上」が起きると予想されるビジネスとその狙い目
・主要成長産業に見る「下剋上」の兆し
・そして、カギを握る業界は…
・上位企業の顔触れが変わらない業界が狙い撃ちされる時代 〜皆様の所属業界は果たして…
・あるスタートアップ関連情報が与えてくれるビジネスヒント
・ディスラプターからの学び、誰が業界を“破壊”する?
・ある製品が売れている背景から考える「下剋上」のヒント
・テクノロジーの進化 ・実は狙いは成長産業ばかりではない…
・未来の需給のギャップを探る…後で振り返るとよくわかるトレンド変化
・投資家視点で見る「下剋上」ビジネスの狙い目
5.「下剋上」を意識した10年後を見据える視点の育て方
・多忙なビジネスパーソンもこれだけは押さえておきたい「流れ」
・確実な変化を押さえておくと、未来想起に大いに役立つ
・未来の進化を「螺旋状」で考えてみる
・情報を結びつけて「次」を考え、さらにその「次」を妄想する
・有望ビジネスを読み解く視点と注目ポイント
6.下剋上ビジネスを見据えて知っておきたい最新ビジネス情報源のご紹介
・「気がつけば下剋上…」今最も読んでおきたい必読書
・必見のテック系サイトとは
・バリューが高いお勧め会員制メルマガ、会員制ニュースソース
・新規事業担当者向け国内・海外のWebサイト、商用データベース、ニュースアプリ
・国内、海外の注目データベース、URL、YouTube等
セミナー講師
(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部 エグゼクティブ・フェロー
菊池 健司(きくち けんじ) 氏
1990年 日本能率協会総合研究所入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。MDBは、2024年7月現在、約2,000社の会員企業を有する日本最大級のビジネス情報提供機関。民間企業、官公庁、独立行政法人、大学、自治体等からの要請に応じ、公開情報を中心とした情報提供業務に長年携わる。現在は、リサーチ力を基盤とした企業の未来戦略・新規事業策定の支援を中心に、情報収集・活用手法解説セミナー・研修、未来洞察手法研修、特定ビジネスに関する将来トレンド解説、未来人材育成(役員研修〜新人研修まで広く)等を実施しており、日々顧客の未来づくりに伴走している。2021年6月より、ラジオNIKKEI「ソウミラ〜相対的未来情報発信番組」(毎週木曜日12:00〜)にレギュラー出演中。(URL: http://www.radionikkei.jp/soumira/)。2023年10月より、FM軽井沢「軽井沢ラジオ大学〜菊池健司の5min.グローバル経営学」(毎週月〜金19:53〜)に出演中。(URL: https://www.karuizawaradio.university/bn-5min.html)。
主な講師歴は、【MDB会員向けセミナー】MDB情報活用力養成講座(スタートアップから紐解くビジネスの未来、未来を読む視点、5年後10年後のビジネスチャンス、新規事業リーダーのために情報収集活用手法等)、「未来を見据えるための情報収集手法と発想法」「新規事業・新商品開発における情報収集手法」他多数。【業界団体】機能性フィルム研究会、日本製薬情報協議会、九州経済調査協会、日本私立大学連盟、ビジネス支援図書館協議会、専門図書館協議会、情報科学技術協会他。【その他】日経ビジネス、日本経済新聞社、東洋経済新報社、日本能率協会、日本能率協会マネジメントセンター、新社会システム総合研究所、R&D支援センター、技術情報協会、東京都新サービス創出スクール、静岡市産学交流センター他多数。著書・論文に 「今週の読まぬは損」(日本能率協会マネジメントセンター J.H.倶楽部連載中)(URL:https://jhclub.jmam.co.jp/series/index.html )「未来予測による研究開発テーマの決め方」「SDGsの経営・事業戦略への導入と研究開発テーマの発掘、進め方」(技術情報協会)「Learning Design」(日本能率協会マネジメントセンター)※書籍に学ぶビジネストレンド他多数。
セミナー受講料
1名につき 34,100円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
●受講者全員に、「下剋上ビジネス攻略に使える最新ビジネス情報源リスト」を進呈
収録時間 3時間52分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
受講料
34,100円(税込)/人