後発で勝つための特許戦略のすすめ方
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 知的財産マネジメント一般 事業戦略 技術マネジメント総合 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
参入障壁となる先発企業の特許網の弱みの特定・回避・無効化方法や、先発特許からの発明創出・差別化軸の見つけ方、後発の立場からの特許出願・権利化戦略まで!具体事例もふまえ解説します!
セミナー講師
よろず知財戦略コンサルティング 代表 医学博士 萬 秀憲 氏
■ご略歴花王(株)にて医薬部外品、化粧品等の商品開発に従事。大王製紙(株)にて家庭紙製品の商品開発に従事、知的財産部門を立上げ、執行役員知的財産部長などを務めた。退職後、よろず知財戦略コンサルティング代表、現在に至る。■ご専門および得意な分野・ご研究知的財産戦略その他知的財産関連のコンサルティング。家庭紙製品、医薬部外品、化粧品等の商品開発のコンサルティング。■本テーマ関連のご活動日本知的財産協会 特許委員会小委員長、ライセンス委員会委員、紙パルプ技術協会特許委員会委員、ナノセルロースフォーラム知財戦略ワーキンググループ委員などを歴任。
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
- 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
後発で市場に進出する場合、市場の壁、技術の壁、知的財産権の壁があり、これらの壁を打破できるか否かが、後発企業が新規参入するときの鍵となります。 市場に新規参入する後発企業は、先発企業が保有する特許等の知的財産権を把握し、それを基に事業戦略を立てる必要があり、自社の事業戦略を遂行する上での機会とリスクを把握し、機会を獲得し、リスクを軽減・排除するように、知財戦略を立案します。参入障壁となる先発企業の特許・特許網がある場合に、それらをどのように回避・無効化するかが、事業の成功に大きな影響を及ぼします。 本講義では、参入障壁となる先発企業の特許・特許網の特定方法、その回避方法、後発で勝つための特許出願・権利化戦略、知財戦略について解説します。
受講対象・レベル
・後発で市場に進出しようとしているプロジェクトに関わっている方・後発で市場に進出しようとしているが、参入障壁となる先発企業の特許/特許網があり困っている方・新規市場への参入を考えているが、その糸口が見つからず困っている方 など
習得できる知識
・参入障壁となる先行企業の特許/特許網の回避方法・先行企業の特許を活用した発明・特許出願のすすめ方・自社独自技術での特許網構築の仕方・後発企業が事業で勝つための知財戦略構築の仕方 など
セミナープログラム
1.先発企業の事業・技術・商品の強みと弱みの特定と後発企業の勝ち筋の見つけ方 (1)先発優位と後発優位の基本 (2)先発企業の事業・技術・商品の強みと弱みの特定 (3)市場の壁・技術の壁・知的財産権の壁の把握 (4)先発企業の壁を打破する後発企業の勝ち筋の見つけ方2.参入障壁となる先発企業の特許網の調査と弱みの特定 (1)先発企業の特許の調査と参入障壁となる特許網の特定 (2)先発企業の特許網の弱みの見つけ方 (3)先発企業の個別特許の弱みの見つけ方3.参入障壁となる先発企業の特許網の回避方法 (1)特許網の回避の仕方 (2)個別特許の回避の仕方 (3)先発企業特許の無効化方法と着眼点 (4)先発企業の特許からの発明(改良技術・周辺技術・代替技術)創出法 (5)先発企業との差別化軸の見つけ方4.後発で勝つための特許出願・権利化戦略 (1)顧客も気付いていない潜在的なニーズ・ウォンツの見つけ方 (2)先発企業との差別化技術の開発推進 (3)数値限定発明の活用法 (4)参入障壁としての特許網の作り方5.後発で勝つための知財戦略 (1)後発におけるオープン&クローズ戦略 (2)後発におけるIPランドスケープの活用 (3)知財ミックスによる自社技術・製品の保護6.後発からの参入・事業化の具体事例 (1)入浴剤 (2)緑茶飲料 (3)トイレ掃除用ペーパークリーナー (4)新規素材<質疑応答>