増加する廃棄CFRP/CFRTPにおけるリサイクルの課題と炭素繊維回収の最先端およびRCF活用法と産業確立への指針

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 炭素系素材   複合材料・界面技術   省資源
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

リサイクルカーボン繊維(RCF)の活用を考えないCFRP/CFRTPは今後考えられない リサイクルが可能と謳われるCFRTPが抱える多くの課題とは

  受講可能な形式:【Live配信】のみ 

炭素繊維複合材料の大量廃棄の現状や環境アセスメントに関する知識から種々のRCF回収技術やRCF活用法まで、ステイナブルな産業構築とリサイクルシステム構築に向けた1講 【特典】受講者には熱分解法で得たRCFサンプルも提供予定

セミナー講師

同志社大学 名誉教授 工学博士 藤井 透 氏【兼任】同志社大学 先端複合材料研究センター 嘱託研究員/神奈川大学工学研究所 客員教授/中国・浙江農林学院客員教授【専門】材料力学・構造力学・複合材料(天然繊維、炭素繊維) / 機械要素・無段変速機【略歴】1972年~1982年 防衛庁(現防衛省)技術研究本部。シェルター等の開発に関わる。1982年 同志社大学工学部機械工学科1990年~2018年 同志社大学工学部 教授2018年~現在 同志社大学先端複合材料研究センター嘱託研究員(同名誉教授)2018年~現在 自動車用動力伝達技術研究組合 専務理事1988年~1989年 デラウェア大学客員教授2008年~2011年 日本学術振興会学術研究センター専門研究員2018年~現在 中国・浙江農林大学客員教授2020年~現在 神奈川大学 客員教授

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】12月1日からの1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講について

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

セミナー趣旨

はじめに,現在,そして近未来,車の省燃費,電動化に伴い,また,風力発電翼の大型化をはじめ,多くの構造物・部品でCFRPが大量に使われ始めている状況,リサイクルが可能と謳われるCFRTPが多くの課題を抱えていることを説明し,エネルギを大量に使って製造されるCFを,CN(Carbon Neutral)に貢献するとともに,サステイナブルな産業へと転換するため必要なリサイクルシステム構築のための基礎情報・方策を説明する.RCF(リサイクルカーボン繊維)の国内外の最新情報や,RCF事業への新規参入の困難さも併せて説明し,克服すべき課題を明確化する.◎講師より2024年複合材料の世界的展示会であるJECがフランス・パリで開催された.EUでは,CFRP,リサイクルカーボン繊(RCF)維の基礎研究の次代は終わり,いかに活用するか,事業を進めるかが課題であり,果敢に取り組みが進んでいる.RCFの活用に歩調を合わせるように,バイオマス樹脂やリサイクル可能樹脂が現れている.それらにも触れてみたい.

セミナープログラム

1.CN(カーボンニュートラル)時代のCFRP/CFRTP 1.1 カーボン繊維の特徴とその利用(CFRPおよびCFRTP) 1.2 世界のカーボン繊維製造と今後の動向 1.3 RCFの活用を考えないCFRP/CFRTPは今後考えられない   ・製造法と必要エネルギー   ・種々の廃棄物 1.4 最近のリサイクル炭素繊維(RCF)の話題2.廃棄CFRPからカーボン繊維を回収する 2.1 種々のRCF回収技術 2.3 一押しのカーボン繊維回収法(焼却法) 2.3 熱可塑性樹脂を使ったCFRTPからもカーボン繊維を回収すべし!3.RCF、どのように活用する? 3.1 回収されたRCFの形態 3.2 RCFの性能とそれを論じる必要性はあるか? 3.3 超長繊維RCFは意味がある?4.わが国では廃棄CFRPは取り合いに! 4.1 RCF原料の調達(CFRP/CFRTP廃材は市中に出回らない?)  4.2 今後に賭ける+回収システムを構築する5.RCF回収の現状 5.1 国内の動き  5.2 海外の動き   ・ヨーロッパ、アメリカ   ・中国6.日本のRCFの未来を占う 6.1 何に活用できるか? 6.2 自動車産業での可能性は?   ・サプライチェーン   ・RCFはどこで利用されるか? 6.3 使えそうな製品を考える 6.4 安いが1番?  □質疑応答□