リチウム‐硫黄(Li–S)二次電池の基礎と応用
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 電気化学 電気化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★次世代軽量電池として注目されているリチウム‐硫黄二次電池の基礎から応用まで幅広く解説! ~電気化学、電池設計、性能評価、市場など~ ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー講師
(株)ADEKA 環境材料本部 電池材料開発研究所 電池材料評価室室長・バッテリースペシャリスト 博士(工学) 撹上 健二 氏【専門】リチウムイオン二次電池,リチウム‐硫黄二次電池,次世代二次電池,色素増感太陽電池,無機‐有機ハイブリッド材料【略歴】2011年3月 群馬大学大学院 工学研究科 博士後期課程 修了 学位:博士(工学)2011年4月~2013年3月 博士研究員 2013年4月 (株)ADEKA入社 有機系太陽電池の材料開発に従事2016年 二次電池の材料開発に従事2019年 二次電池用材料開発のテーマリーダー2023年~現在 二次電池用材料開発の室長 兼 バッテリースペシャリスト
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までに郵送いたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
持続可能かつ豊かで便利な社会の実現に向けて、軽量二次電池への期待は大きい。特に、メタルフリーで資源的制約が少ない硫黄系正極活物質とLi金属負極を組み合わせたリチウム‐硫黄二次電池(Li–S二次電池)は、SDGs達成のキーとなる次世代軽量電池の1つとして注目されている。本講座では、硫黄系正極活物質ならびにLi–S二次電池の基礎から応用までを概説する。特に硫黄系ポリマー正極活物質の1つである「硫黄変性ポリアクリロニトリル(SPAN)」の特徴について詳細に紹介し、Li–S二次電池の軽量化や長寿命化の設計指針、軽量パウチセルの試作と実証試験の例、安全性、ならびに全固体Li–S二次電池やポストLiイオン二次電池への適用についても説明する。
受講対象・レベル
・リチウムイオン二次電池について学習経験がある人・リチウム‐硫黄二次電池に興味がある人
習得できる知識
・リチウム‐硫黄二次電池の基礎と開発動向に関する知識・硫黄系正極活物質に関する知識・硫黄変性ポリアクリロニトリル(SPAN)に関する知識・リチウム‐硫黄二次電池の軽量化・長寿命化・安全性に関する知識・全固体リチウム‐硫黄二次電池に関する知識
セミナープログラム
1.リチウムイオン二次電池(LIB)とリチウム‐硫黄二次電池(Li–S二次電池) 1-1 LIBの構成と市場 1-2 Li–S二次電池の構成 1-3 ユビキタスな硫黄2.Li–S二次電池の市場予測とメーカー開発動向 2-1 Li–S二次電池のプレイヤー 2-2 Li–S二次電池に関する国プロ 2-3 Li–S二次電池の市場予測3.硫黄系正極活物質の基礎と種類 3-1 硫黄活物質の充放電特性と課題 3-2 硫黄‐炭素複合系活物質 3-3 硫黄系ポリマー活物質 3-4 硫黄変性系活物質4.硫黄変性ポリアクリロニトリル(SPAN) 4-1 SPANの合成、歴史、基礎物性 4-2 SPANの充放電特性 4-3 SPANの膨張収縮と電極設計5.SPAN正極を用いたLi-S(Li–SPAN)二次電池セルの特性 5-1 コインセル試験 5-2 Li金属負極の劣化 5-3 パウチセル試験6.軽量Li–SPANパウチセルの設計と特性 6-1 軽量Li–SPANパウチセルの試作 6-2 ドローンフライトの実証 6-3 超軽量Li–SPANパウチセル(700-800 Wh/kg)への挑戦7.LIBおよびLi–SPANパウチセルの安全性 7-1 LIBの事故例とセルの安全性試験 7-2 Li–SPANパウチセルの安全性試験(釘刺し、圧壊) 7-3 SPAN正極およびLi金属負極と水との反応8.SPAN正極の全固体Li–S二次電池への適用 8-1 SPANとポリマー系固体電解質との組合せ 8-2 SPANと硫化物系固体電解質との組合せ9.SPAN正極を用いたポストLiイオン二次電池の可能性10. 結言
キーワード:電池,SPE,固体電解質,蓄電池,自動車,WEBセミナー,オンライン