イージーピール・易開封包装フィルムの最新動向と今後のニーズ ~無延伸多層易カットフィルム、縦および横方向直進カット性、食品包装分野への応用展開・直線カットフィルムと易接着フィルムによる軟包材の開封性改良~

イージーピール・易開封包装フィルムの最新開発動向、今後の展望、最新情報について解説!

■本講座の注目ポイント
年齢や性別、能力が異なる全世界の人々に毎日開封される包材には、誰でも簡単に開封できる機能(易開封性)が重要な機能として求められる。商品ごとに異なるニーズがあり、各種包装形態の易開封性についての基本的な技術、採用例、易開封包装フィルムの動向今後の予測、さらには無延伸多層易カットフィルム、横方向直進カット性、食品包装分野への応用展開、直線カットフィルムと易接着フィルムによる軟包材の開封性改良について解説する。

セミナー趣旨

■本セミナーの主題および状況
★毎日開封される包材には、誰でも簡単に開封できる機能(易開封性)が重要な機能として求められる。商品ごとに異なるニーズがあり、各種包装形態の易開封性についての基本的な技術、採用例、易開封包装フィルムの動向と今後の予測、さらには無延伸多層易カットフィルム、横方向直進カット性、食品包装分野への応用展開、直線カットフィルムと易接着フィルムによる軟包材の開封性改良について解説する。

■注目ポイント
★易開封の基本的な技術、具体的な技術、そして採用例について学習、習得できる!
★消費者ニーズの多様化への対応、 今後の方向性について学習、習得できる!
★無延伸多層易カットフィルム、縦および横方向直進カット性、食品包装分野への応用展開について学習、習得できる!
★直線カットフィルムによる軟包材の又開き抑制について学習、習得できる!
★易接着フィルムによる軟包材のデラミの抑制について学習、習得できる!

セミナープログラム

【第1講】 易開封性包装材料の動向とニーズ
【時間】 13:00-14:15

【講演主旨】
包装の重要な機能として易開封性がある。各種包装形態の易開封性について、基本的な技術、採用例、易開封包装フィルムの動向等を説明する。
特に最近は、高齢者の開封のしづらさ、医薬品包装のchild resistant senior friendly、洗剤や電池の包装のchild resistantが要求されてくる。開封性は重要であるが、商品ごとにそのニーズの程度は異なる。より豊かな社会生活を営む上において、開封性の工夫は重要である。動向と今後の予測を述べる。

【プログラム】
はじめ
1.    基本的な技術
 1.1    包装全体における易開封・再封基本技術
 1.2    軟包装におけるイージーピール/易開封・再封包装技術
 1.3    紙器・複合容器における易開封・再封包装
 1.4    ボトル、金属缶、ガラス瓶、その他業務用の易開封・再封包

2.    具体的な技術と採用例
 2.1    フィルム自体のイージーピール/易開封・再封包装技術
 2.2    ラミネート軟包装のイージーピール/易開封・再封包装
 2.3    紙器及び液体紙容器の易開封・再封包装
 2.4    その他容器の易開封・再封包

3.    消費者ニーズの多様化への対応
 3.1    ニーズの変化と多様化
 3.2    開封後の保存性のニーズへの対応
 3.3    チャイルドレジスタントの必要性と方法
 3.4    PTPのall PPのプッシュ・スルー性
 3.5    新しい易開封ピロー包装
 3.6    電子レンジ加温パウチの易開封性
 3.7    barrier紙仕様の易開封性考察

4.    今後の方向性
   4.1    パーソナル化対応
   4.2    より安心・安全が確保できるイージーピール/易開封・再封包装

まとめ

【キーワード】
1.    イージーピール
2.    イージーオープン
3.    易開封
4.    再封
5.    チャイルドレジスタント
6.    クロージャー
7.    キャップ
8.    レーザー加工
9.    再シール
10.    リクローザブル

【講演の最大のPRポイント】
易開封性は、ユニバーサルデザインとしても重要であり、商品毎、包装形態ごとに各種の工夫がなされている。時代と共に包装は変化するが、易開封性技術も多少変化してきている。基本と社会変化と共に少しずつ変化する易開封性を理解し、包装の設計に役立てる。

【習得できる知識】
易開封性の現状、今後の開発のヒントが得られる。



【第2講】 無延伸多層易カットフィルム、縦および横方向直進カット性、食品包装分野への応用展開
【時間】 14:30-15:30

【講演主旨】
近年、包装用フィルムには、安全性や加工性等の基本機能に加え、利便性や環境配慮等の多様なニーズがある。例えば、密封性が重要視される一方で、消費者にとって開封しやすい易開封性や易引裂き性といった機能の重要性が高まっている。本講演では、弊社で長年蓄積してきた共押出多層フィルムの製造技術を活かし、未延伸ながら優れた易カット性を実現する技術について解説する。また、共押出多層フィルムの歴史および基礎技術を振り返るとともに、食品包装分野における具体的な応用事例や課題解決の可能性についても触れ、これからのフィルム技術の発展に寄与する内容を紹介する。

【プログラム】
共押出多層フィルムについて
・ 共押出多層フィルムの歴史
・ 製造方法(インフレーション、Tダイ)
・ 多層化メカニズム(マニホールド、フィードブロック)

包装フィルムの要求機能について、相反する要求機能

易カット性多層フィルムについて
①    縦方向の直進カット性:未延伸キャスト成形とその付与方法
②    横方向の直進カット性:未延伸キャスト成形とその付与方法

食品包装分野の課題への応用

総括

【キーワード】
共押出多層フィルム、易開封性フィルム、縦裂け性、横裂け性、未延伸フィルム

【講演の最大のPRポイント】
延伸工程を用いずに直進カット性を実現する未延伸フィルム技術を紹介。高額な延伸設備を不要とし、効率的かつ環境に配慮したソリューションとして食品包装分野に応用可能な技術です。

【習得できる知識】
・共押出多層フィルムの基礎技術の知識
・食品包装分野に要求される機能
・未延伸フィルムの縦方向の直性カット性の重要因子
・未延伸フィルムの横方向の直進カット性の重要因子



【第3講】 直線カットフィルムと易接着フィルムによる軟包材の開封性改良
【時間】 15:45-16:15

【講演主旨】
年齢や性別、能力が異なる全世界の人々に毎日開封される包材には、誰でも簡単に開封できる機能(易開封性)が求められる。プレスチックを積層して作られる軟包材は、食品・非食品に広く使用されているが、「包材の又開き」や「積層フィルムの剥がれ(デラミ)に伴うシーラント伸び」が開封や内容物の取り出しに支障をきたすことがある。本講座では、それぞれの要因改善に寄与する「直線カットフィルム」と「易接着フィルム」を紹介する。

【プログラム】
1.軟包材の役割
2.直線カットフィルムによる軟包材の又開き抑制
3.易接着フィルムによる軟包材のデラミの抑制

【キーワード】
易開封、ストレートカット、直線カット、デラミ、易接着、強密着、レトルトパウチ、電子レンジ対応パウチ、水性フレキソ印刷

【講演の最大のPRポイント】
現行包材の製造工程や品質を大きく変えることなく、包材に直進カット性能や密着性能を付与できる「直線カットフィルム(ナイロン・PET)」と「易接着フィルム(ナイロン)」を紹介する。

【習得できる知識】
二軸延伸フィルムによる軟包材の開封性不良の改善事例

セミナー講師

第1部  住本技術士事務所  所長  住本 充弘 氏
第2部  DIC株式会社  パッケージ技術本部 パッケージ技術4グループ  アウリア アウェルロース 氏
第3部  ユニチカ株式会社  包装フィルム営業部 市場開発グループ  二科 昌文 氏

セミナー受講料

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
  2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

食品包装   高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形

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開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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全国

主催者

キーワード

食品包装   高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形

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