発泡成形の基礎とトラブル対策

49,500 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★プラスチック発泡体の原理、製法、評価方法を中心に、        不良原因と対策についても具体的な事例を交えて解説します! ~原理,製法,評価方法の基礎から不良原因と対策まで~※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 【アーカイブ配信:2/27~3/7】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

(地独)京都市産業技術研究所 材料・素材技術グループ 主席研究員 伊藤 彰浩 氏<ご専門> プラスチック成形加工,化学工学<学協会> プラスチック成形加工学会正会員,化学工学会正会員, プラスチック成形加工学会 発泡・超臨界流体利用成形加工専門委員会 幹事 プラスチック成形加工学会 ナノセルロース・ナノカーボン複合材料専門委員会 事務局<ご略歴> 2007年4月京都市産業技術研究所採用~現在に至る

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。ライブ配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で55,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 プラスチック発泡体はプラスチックを無数の気泡で膨らませた材料です。通常のプラスチック製品では、気泡の混入は外観や強度を損なう成形不良であり敬遠されるところですが、うまく気泡構造が制御された発泡体は軽量・剛性・断熱性・絶縁性・柔軟性など優れた特性を発揮します。軽量化による燃費向上が重要視される自動車分野などでは、近年発泡体の適用部品が増えています。一方、発泡体は材料を瞬間的に不安定な状態に持ち込み気泡を発生させ大変形させるプロセスであるため、材料の不均一性や、条件のずれによって、思ったような発泡体が得られないことや安定して成形できないことがあります。 そこで本講座では、初歩的なプラスチック発泡体の原理、製法、評価方法を中心に、不良原因と対策についても具体的な事例を交えながら広範囲に解説し、発泡現象の基本的かつ理論的な見方を身に着けていただきたいと思います。特に、発泡射出成形、超臨界バッチ発泡成形、プレス発泡成形に関しては、実際の研究開発の経験からのアドバイスが出来ると思います。また、近年のプラスチック発泡成形に関する近年の研究開発動向についてもご紹介したいと思います。

受講対象・レベル

・これからプラスチック発泡成形の業務を始める方・プラスチック発泡成形の技術者で基礎知識を広めたい方、トラブルを抱える方

習得できる知識

・プラスチック発泡体の特徴や製法・発泡の原理(理論)と制御方法・発泡体の各種評価方法・トラブル、不良原因と対策

セミナープログラム

1.はじめに 1-1.プラスチック発泡体の市場 1-2.プラスチック発泡体の特徴と用途

2.発泡剤 2-1.物理発泡剤(二酸化炭素,窒素,など) 2-2.化学発泡剤(炭酸水素ナトリウム,アゾジカルボンアミド,など) 2-3.その他の発泡剤(熱膨張性マイクロカプセル,など)

3.成形方法 3-1.非連続的成形法(プレス発泡,超臨界バッチ発泡,など) 3-2.連続的成形法(射出発泡,など)

4.プラスチック発泡体に用いられる樹脂の種類 4-1.熱可塑性樹脂(ポリスチレン,ポリエチレン,ポリプロピレン,など) 4-2.熱硬化性樹脂(エポキシ,架橋ポリエチレン,など) 4-3.樹脂の流動性(MFR,動的粘弾性,キャピラリーレオメータ,伸長粘度,など)

5.プラスチック発泡体の評価方法 5-1.機械的特性(圧縮,曲げ,耐衝撃性,動的粘弾性,など) 5-2.熱的特性(熱伝導率,熱収縮率,線熱膨張率,など) 5-3.その他の特性(密度,独立気泡率,気泡構造観察,など)

6.発泡に関する原理,理論 6-1.古典的核生成論 6-2.気泡成長理論

7.トラブル対策 ~原因の究明と対策方法~ 7-1.材料由来(色変え不良,異物混入,分散不良,など) 7-2.成形条件由来(熱劣化,各種成形不良,など) 7-3.反応条件由来(架橋不足,発泡剤分解不足,など)

8.近年のプラスチック発泡体に関する研究開発動向 8-1.プラスチック発泡成形分野の研究課題 8-2.気泡制御に関するテーマ 8-3.ナノセルラー発泡体 8-4.発泡体強化,機能付与に関するテーマ

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