「ポリプロピレン」の材料としての基本的な構造,特性,応用
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 自動車技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。 |
★熱的特性,力学的特性,耐薬品性や耐候性,他材料との接合性や分散性 ★自動車分野における「モノマテリアル樹脂」としての可能性,今後の市場展望
セミナー講師
山形大学 産学連携教授 博士(理学) 小林 豊 氏
1985年 出光興産入社 ポリプロピレン系ポリマーブレンドの開発に従事 2021年 同社を定年退職 同年 山形大学 産学連携教授 海洋分解性高分子の開発に従事
『プラスチック用添加剤の作用機構』, 塗装工学, 57 (10), 364-370 (2022) ※その他 プラスチック関連の講演,執筆多数
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
受講について
■ Live配信セミナーの視聴環境について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。 → https://zoom.us/test
- 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
- Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
- パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
- 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
- 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
- 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。
- 部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナー趣旨
ポリプロピレンは,身の回りで多く使われている汎用樹脂の一つです。その理由として,成形加工しやすい,コストパフォーマンスに優れる,性能をカスタマイズできる等があげられます。この講座では,種々の素材の中で,ポリプロピレンの持つ特徴を説明します。その特徴を生かすためには,適切な銘柄を調達し,最適な加工を施す必要があります。非常に幅広い知識の中で,今回は,広く浅く基礎から応用までの技術を紹介していきます。実務でポリプロピレンを扱っていて,日ごろ疑問を持っている技術者との質疑応答を通して,一方通行では説明されないようなトビックスまで幅広く解説します。
セミナープログラム
1.ポリプロピレンの位置づけ 1.1 ポリプロピレンの市場 1.2 ポリプロピレンの歴史 1.3 他素材と対比した特徴 1.3.1 金属,セラミックスとの比較 1.3.2 エンプラ,エラストマーとの比較
2.ポリプロピレンの基本構造 2.1 分子構造 2.2 製造方法 2.3 触媒技術 2.4 構造と物性との関係
3.ポリプロピレンの評価方法と性能 3.1 カタログの見方: 基本物性 3.2 耐久性と添加剤の必要性 3.3 性能の拡大: フィラー充填,繊維強化,タフニング
4.ポリプロピレンの用途と成形加工 4.1 容器包装用途と成形加工法 4.2 医療器具,自動車用途と成形加工法 4.3 発泡,繊維などの用途に合わせた成形加工 4.4 成形加工による構造制御と物性制御
5.今後の動向 5.1 使用時に起こりがちな問題点 5.2 国際的な調達上の問題点
【質疑応答】