触媒の各種評価・解析技術,反応性予測とその応用

66,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

会員ログインして申込む

よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 10:00 ~ 17:00 
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 化学反応・プロセス   分析・環境化学   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。

触媒反応のメカニズムなどの基礎的知識から,触媒素材の物性,触媒反応の温度と活性点 , 触媒表面のキャラクタリゼーション ,劣化した触媒の分析試験などの実務応用へのポイントまで 

セミナー講師

【第1部】早稲田大学 理工学術院 総合研究所 招聘研究員 博士(工学) 常木 英昭 氏【第2部】(一財)ファインセラミックスセンター 主任研究員 博士(理学) 吉田 要 氏【第3部】(株)島津製作所 分析計測事業部 Solutions COE グリーンソリューションU  丹下 祥之氏【第4部】(株)堀場製作所 エネルギー・環境本部 エネルギー・環境技術推進室  花木 保成 氏【第5部】千葉工業大学 工学部 応用化学科 教授 柴田 裕史 氏

セミナー受講料

  1名につき66 ,000円(消費税込み,資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕

受講について

■ Live配信セミナーの視聴環境について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。 → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
  • Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
  • 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
  • 部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

セミナープログラム

【10:00〜11:40】  第1部 触媒の基礎知識,劣化と対策,触媒製造について  ●講師 早稲田大学 理工学術院 総合研究所 招聘研究員 博士(工学) 常木 英昭 氏 

【習得できる知識】一般的な工業触媒の種類やそれを用いる反応などの基礎的知識。触媒の劣化の評価とその定式化・寿命推定,触媒の調製・製造法【講座の趣旨】 触媒は化学品の製造に極めて大きな役割を果たしており,そのラボでの開発からベンチ・パイロットを経て企業化に至るスケールアップに必要な一般的な触媒の種類や特徴およびそれを用いた反応,劣化解析と対策・触媒の調製法と実用触媒の製造方法についての基礎知識を提供する。 【セミナープログラム】1.工業触媒の基礎  1.1触媒(プロセス)開発の流れ  1.2 触媒の種類と特徴  1.3 触媒の活性成分・ミクロ/マクロ構造と機能  1.4 触媒活性試験とその解析手法    a.回分反応(閉鎖循環系)    b.固定床流通系(酸化反応:反応次数・MVK機構, 酸塩基触媒:LH機構)  1.5 触媒評価方法    a.細孔構造    b.酸塩基性,酸化還元特性    c.活性点環境2.触媒の劣化とその対策3.工業触媒の製造  a.触媒調製法  b.触媒成形法【質疑応答】

【12:30〜13:30】  第2部 電子顕微鏡観察による触媒観察,触媒能評価について   ●講師 (一財)ファインセラミックスセンター 主任研究員 博士(理学) 吉田 要 氏

【講座の趣旨】ナノ構造の直接観察が可能な電子顕微鏡法を用いた触媒構造の微構造解析およびその場観察による触媒評価事例を紹介する。 【セミナープログラム】1.電子顕微鏡法  1.1 顕微鏡結像法  1.2 周辺装置における進展2.環境電子顕微鏡法によるその場観察  2.1 環境電子顕微鏡法  2.2 DPF触媒  2.3 炭素材料の触媒酸化反応  2.4 炭素材料の触媒水素化反応3.電子顕微鏡観察における課題  3.1 電子線照射損傷  3.2 低耐性材料4.多孔性触媒における構造解析  4.1 ゼオライト触媒  4.2 ゼオライト触媒内の原子スケール構造解析【質疑応答】

【13:40〜14:40】   第3部 触媒の表面分析,分光分析および触媒反応評価について  ●講師 (株)島津製作所 分析計測事業部 Solutions COE グリーンソリューションU  丹下 祥之氏

【セミナープログラム】1.表面分析装置などによる触媒のキャラクタリゼーション  1.1 触媒評価の全体像  1.2 粒度分布測定と比表面積測定  1.3 走査型プローブ顕微鏡による表面電位測定2.分光光度計を用いた触媒の物性評価  2.1 分光光度計の種類とわかること  2.2 紫外可視分光光度計によるバンドギャップ測定  2.3 FTIRによる触媒の酸性質の評価3.光反応評価装置による光反応量子収率の測定について  3.1光反応量子収率の定義  3.2 光反応評価装置の原理と特長  3.3 人工光合成の効率評価【質疑応答】

【14:50〜15:50】   第4部 各種触媒技術を支える分析・評価・解析技術について  ●講師 (株)堀場製作所 エネルギー・環境本部 エネルギー・環境技術推進室  花木 保成 氏

【セミナープログラム】1.触媒のキャラクタリゼーション  1.1 粒度分布測定  1.2 顕微ラマンによるスラリーの分散状態評価  1.3 高濃度セルによるスラリーの分散状態評価  1.4 微小部X線分析装置による材料成分の分布状態評価2.材料特性および触媒反応評価  2.1 CO2吸着脱離評価  2.2 触媒性能評価〜燃料電池性能評価〜  2.3 触媒性能評価〜水電解性能評価〜

【質疑応答】

【16:00〜17:00】   第5部 多孔質材料の細孔構造、結晶性の解析や比表面積の測定・評価  ●講師 千葉工業大学 工学部 応用化学科 教授 柴田 裕史 氏

【セミナープログラム】1.X線を用いた細孔構造および結晶性の解析  1.1 X線回折の基礎  1.2 X線回折による細孔構造および結晶性の解析2.透過型電子顕微鏡を用いた細孔構造および結晶性の解析  2.1 透過型電子顕微鏡の基礎  2.2 透過型電子顕微鏡による細孔構造および結晶性の解析3.窒素吸脱着測定による比表面積の測定および細孔構造の解析【質疑応答】