セミナー趣旨
EUでは2期目となるフォンデアライエン欧州委員会委員長のもと、新体制が発足します。新体制下では産業競争力強化が最優先課題になると見込まれる中、これまで実施されてきたグリーンディール政策については見直しを求める声が高まっています。
また、EUは24年10月より中国製EVに対する関税を導入したほか、米国では25年1月より第2期トランプ政権が発足するなど、EUは国際通商を巡る難題に直面しています。
本セミナーでは、EUの政治動向を概観するとともに、カーボンニュートラル政策やサーキュラーエコノミー政策の最新動向や今後の展望について解説します。
受講対象・レベル
研究開発部門、サステナビリティ推進部門、経営企画部門などEU環境規制の最新動向にご関心のある方
セミナープログラム
1. EUのルール形成
1.1 EUの主要機関
1.2 EUの法規制策定プロセス
1.3 EUの規制力(ブリュッセル効果)
2. EUの政治動向
2.1 欧州議会選挙後の動向
2.2 EU首脳人事
2.3 中国製EV補助金相殺関税
2.4 米国トランプ政権とEU
3. カーボンニュートラル政策
3.1 乗用車CO2排出量規則
・ 2035年ゼロエミッション目標
・ 2026年規制見直しに向けた動き
・ カーボンニュートラル燃料(e-fuelsなど)をめぐる議論
3.2 炭素国境調整措置 (CBAM)
3.3 森林破壊防止規則(EUDR)
4. サーキュラーエコノミー政策
4.1 持続可能な製品のためのエコデザイン規則 (ESPR)
・ 規則内容
・ デジタル製品パスポート
・ 最新動向
4.2 電池規則
4.3 自動車設計・廃車管理における持続可能性要件に関する規則(ELVR)
5. まとめ
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
株式会社国際経済研究所 研究部 主席研究員 橋本択摩 氏
2000年、東京大学経済学部卒、第一生命保険入社。第一生命経済研究所、財務省財務総合政策研究所、国際金融情報センター・ブラッセル事務所への出向等を経験。2013年、三井物産戦略研究所入社。ベネルックス三井物産に出向(ブリュッセル駐在)。帰国後、三菱総合研究所を経て、2021年9月、国際経済研究所入社。ベルギー駐在通算7年。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
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