-サプライチェーンを俯瞰したエネルギー需給構造の行方-
開催日 2024年 8月30日(金)
セミナー趣旨
第7次エネルギー基本計画の議論がスタートしました。電力自由化により、エネルギー市場のセグメント化(容量市場・需給調整市場・卸電力取引市場)が進み、全体を俯瞰した論議が見えにくくなっている中で、2028年度以降に開設予定の「同時市場」とはどのようなスキームなのでしょうか。その際の電力系統運用(サプライチェーン)はどのように進化すべきでしょうか。再エネ主力電源化や、原子力再稼働を踏まえた「脱炭素電源投資」の行方はどのようなものなのでしょうか?
「第7次エネルギー基本計画」の最新論議も踏まえて、今後のエネルギー市場の方向性について、資源エネルギー庁や電力広域的運営推進機関で審議会委員を務め、「エネルギー業界の憲法」と言える「エネルギー政策基本法」起草に携わった講師により、実務的な視点・中長期的な視点で解説します。
セミナープログラム
1.我が国のエネルギー政策の現在位置
2.「第7次エネルギー基本計画」
3.再エネ主力電源化と電力系統運用(サプライチェーン)
4.需給調整市場・卸電力取引市場から同時市場へ
5.脱炭素電源投資のあるべき姿
セミナー講師
脱炭素電源投資と同時市場の最新論議 エナジープールジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEO
市村 健(いちむら たけし) 氏
委員等受嘱の政府審議会(2024年7月現在)
・資源エネルギー庁
次世代の分散型電力システムに関する検討会
・資源エネルギー庁 ERAB検討会
・資源エネルギー庁 同時市場の在り方等に関する検討会
・電力広域的運営推進機関
調整力及び需給バランス評価に関する委員会
・電力広域的運営推進機関 需給調整市場検討小委員会
・電力広域的運営推進機関
将来の電力需給シナリオに関する検討会
1987年 東京電力株式会社入社。本店原子燃料部にてカナダ・ウラン鉱山権益買収プロジェクト、世界原子力協会(本部ロンドン)事務局を担務の後、本店総務部にて広報渉外・政策調査・官庁調整・危機管理業務等のエネルギー政策全般に17年に亘り従事。その間、議員立法である「エネルギー政策基本法」起草にも携わる。2014年6月 東京電力を退社。同年7月より現職。併せて、資源エネルギー庁 次世代の分散型電力システムに関する検討会 委員、資源エネルギー庁 ERAB検討委員、資源エネルギー庁 同時市場の在り方に関する検討会、電力広域的運営推進機関 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会、需給調整市場検討小委員会、将来の電力需給シナリオに関する検討会、資源エネルギー庁 次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会オブザーバーを務める。慶應義塾大学商学部卒。米国ジョージタウン大学院MBA修了。
主著に「電力システム改革の突破口DR・VPP・アグリゲーター入門」「電力セキュリティーエネルギー安全保障がゼロからわかる本」「電気の疑問66(共著)」(オーム社)等。
セミナー受講料
1名につき 33,880円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間52分 テキストデータ(PDF形式)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。
<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
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