~ アップグレードリサイクルの実用化に向けた取り組み ~
■CO2排出量の大幅な削減や資源確保の観点から実用化が求められるアルミニウムのアップグレードリサイクル技術。 同技術の産業実装に取り組む講師が、アルミニウムの材料特性やリサイクルの現状・技術課題などを踏まえ、最先端の研究や実用化への取り組みについて解説します。
日時
【Live配信】2025年1月31日(金)13:00~16:30
【アーカイブ配信】視聴期間:終了翌営業日から7日間[2/3~2/9中]を予定
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
セミナー趣旨
アルミニウムのリサイクルは、飲料缶の水平リサイクルが一つの成功事例として知られているが、その他のアルミ製品ならびに複合素材で構成される構造物からの抽出分離再資源化は技術的に困難な課題が山積している。国際的な視点ではアルミニウムに対する経済安全保障ならびに一部の保護主義的な動きへの適切な対処が求められており、その意味でアルミニウム(に限らず全ての素材)のリサイクル技術の確立とその経済合理性・国際競争力を伴った社会実装は喫緊の課題となっている。
本講演では、アルミニウムの材料特性に始まり、富山でのアルミニウムの特徴、富山大学のアルミニウムに対する科学技術研究の内容、富山大学が推進する資源循環プロジェクト事業の概要を説明する。
受講対象・レベル
・素材産業とくにアルミニウム産業
・機械工学(たとえば自動車産業)
・予備知識:金属学の初歩的な知識があるとわかりやすいでしょう。
習得できる知識
・アルミニウムの特性と環境負荷
・アルミニウムのリサイクルに関する科学と技術
・リサイクルに関するトレーサビリティの概念
セミナープログラム
1.アルミニウム
2.富山とアルミニウム
3.富山大学のアルミ研究
4.アルミニウムの環境負荷
5.資源の偏在と資源循環の重要性
6.アルミニウムのリサイクル:その必要性と技術的課題
7.富山大学の資源循環事業:JST事業
8.社会を変える活動
9.国際連携の展望
□質疑応答□
セミナー講師
富山大学 教授 工学博士 柴柳 敏哉 氏
【研究内容】
摩擦攪拌接合ならびに円盤摩擦接合(富山大学特許技術)の研究に従事している。摩擦攪拌接合研究では、接合時の金属塑性流動の可視化技術の開拓と接合組織の熱的安定性(異常粒成長)をテーマにしている。円盤摩擦接合では、アルミニウムについて同種ならびに異種材料との接合プロセスの最適化に取り組んでいる。
アルミニウムのリサイクル研究では、JST共創の場形成支援事業(COI-NEXT)のプロジェクトリーダーとして産学官民の協力体制の下アップグレードリサイクル技術の産業実装に取り組んでいる。
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)
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