RFIDタグ用アンテナの設計技法~UHF帯用を中心に~

53,900 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
主催者 株式会社トリケップス
キーワード 通信工学   電子デバイス・部品
開催エリア 東京都
開催場所 【千代田区】ちよだプラットフォームスクウェア
交通 【地下鉄】竹橋駅・大手町駅・神保町駅・小川町駅

セミナー講師

小暮裕明(こぐれひろあき)氏  小暮技術士事務所 所長     技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)/特種情報処理技術者/電気通信主任技術者(第1種伝送交換)  <略歴>  1977年 東京理科大学卒業後、エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事 1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門) 1992年 技術士として独立開業 SE教育、電磁界シミュレータ技術指導を開始 1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了、工学博士 2004〜2017年 東京理科大学講師(非常勤)コンピュータネットワーク他を担当 2014〜2017年 拓殖大学工学部講師(非常勤)電気磁気測定 担当  現在、技術士として技術コンサルティング業務、セミナー講師等に従事  <専門>  電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、SE教育、講演など

セミナー受講料

お1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

セミナー趣旨

RFIDタグは開発が始まってから50年以上経過し、HF帯からUHF 帯、ミリ波帯に至るまで用途が拡がっています。 RFID タグは使用する周波数に従って、近距離と遠距離の通信に分かれ、動作の仕組みも異なります。省エネや大記憶容量といったタグ IC の差別化も進み、金属や液体に強いタグ、人体に装着するタグなど、次世代の開発が進んでいます。RFID の要はいうまでもなくアンテナですが、実装条件がさまざまで、画一的な設計方法というものは存在していません。本セミナーでは、1980年代からさまざまなRFIDタグ用アンテナの設計に携わった経験をもとに,アンテナの基礎を理解し、用途に応じた具体的な設計手順を学びます。

セミナープログラム

 1 アンテナの種類  1.1 アンテナの分類  1.2 アンテナのまわりの電界  1.3 アンテナのまわりの磁界 2 RFIDアンテナの事例(周波数による違い)へ  2.1 微小コイルの設計  2.2 パッチアンテナの設計  2.3 900MHz帯用タグアンテナ  2.4 ミリ波帯RFIDタグアンテナ 3 遠方界アンテナ設計の実際  3.1 アンテナ寸法の決定  3.2 入力インピーダンスを求める  3.3 シミュレーションによるマッチングの設計  3.4 IC の入力インピーダンスに合わせる設計  3.5 リーダ/ライタ用の円偏波アンテナ  3.6 通信距離を伸ばすためのポイント 4 近傍界アンテナ設計の実際  4.1 ボタンタグ・アンテナの解析  4.2 ボタンタグのコイル設計 5 アンテナの特性を評価する  5.1 利得とは  5.2 放射効率とは  5.3 帯域幅とは  5.4 総合的な評価のポイント 6 RFIDアンテナの試作から実測まで  6.1 アンテナ試作の手順  6.2 試作タグの測定方法  6.3 ネットワークアナライザ用プローブ まとめとQ&A