ガラスの破壊と強度
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 無機材料 機械材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
☆全2回「ガラスの破壊と強度および強化ガラスとクラック伝播現象」の前編。★本講座では、「ガラスの破壊や強度はどのように考えるべきか」について基礎概念を中心に解説する※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー講師
GMS研究所 代表 博士(工学) 荒谷 眞一 氏 元・セントラル硝子(株)、元・帝京大学【ご専門】ガラス物性、材料工学、破壊工学、伝熱工学日本学術振興会 先端強度材料 第129委員会委員(2012/4~)ISO規格作成日本代表委員(1994/3~2002/5)TC160/SC2/WG7(security試験法)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
ガラスは、その組成や構造を変えることにより種々の希望する特性を容易に得ることができる有用な材料です。一方、脆性破壊を示す代表的な材料でもあり、強度や破壊に対する保証が極めて難しい材料でもあります。 ガラスの破壊は、ガラス組成、クラック伝播と分岐、内応力の違い、破壊モードや負荷の違い等により大きく異なります。破壊やクラック伝播の状況を的確に把握することができれば、強度に対する多くの情報を得ることができます。しかし、これらに関する情報は明確に整理されているとは言えず、有効な利用がなされているとは言えないのが実情です。 ガラスの破壊や強度に対し、どのように考えるべきかという観点を中心に上述の項目をお話します。従来の強度測定法に加え、衝撃波によるセキュリティレベルの強度試験法やQuasi-static試験法も紹介します。特に、後者では室温でも応力緩和現象が存在するという従来概念とは異なった結果を得ていますので、簡単に説明します。「ガラスの破壊と強度」の基礎概念が中心ですが、翌日開催の「強化ガラスとクラック伝播」と併せて聴講されると、さらに理解が深まると思います。
受講対象・レベル
若手技術者および若手研究者(入門レベル)
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・ガラスおよび脆性破壊の基礎知識・ガラス製品とその破壊の特徴・一般的なガラス強度測定法・SafetyレベルおよびSecurityレベルの強度試験法・新たな強度試験法・室温での応力緩和現象
セミナープログラム
1.ガラスと破壊の基礎 1-1.板ガラスの主な長所と短所 1-2.板ガラスの製造と主な利用分野 1-3.ガラス破壊の特徴 1-4.ガラスの破壊モード 1-5.ガラスの破壊と表面欠陥
2.破壊に寄与する因子 2-1.ガラス組成 2-2.表面欠陥と雰囲気の影響 2-3.圧縮応力と引張応力 2-4.主応力と垂直応力則
3.板ガラス商品とその破壊現象 3-1 板ガラスとその破壊現象 3-2 フロートガラスの製造とその破壊現象 3-3 網入りガラスの製造とその破壊現象 3-4 合わせガラスの製造とその破壊現象 3-5 熱強化ガラスの製造とその破壊現象 3-6 化学強化ガラスの製造とその破壊現象
4.ガラス強度測定法 4-1.ガラス強度測定の基礎 4-2.Strength レベル (4点曲げ法,3点曲げ法,同心円負荷曲げ法) 4-3.Safety レベル (ボールテスト,ショットバッグテスト) 4-4.Security レベル (ミサイルテスト,爆風(衝撃波)試験) 4-5.熱的破壊強度(熱割れ試験,水中投下法)
5.新たなガラス強度測定法 5-1.反力試験法 5-2.Quasi-static試験法
6.室温での応力緩和現象 6-1.ガラスは固体か液体か
【質疑応答】
キーワード:ガラス,破壊,強度,強化,測定,セミナー