ESGリスク管理実践講座 ~ESG基準とESG格付評価対応から「ウォッシング」リスク管理まで~【オンライン/会場】
開催日 | 13:00 ~ 16:00 |
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主催者 | 一般社団法人企業研究会 |
キーワード | SDGs ガバナンス CSV |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【台東区】企業研究会セミナールーム |
交通 | 【地下鉄】仲御徒町駅・上野御徒町駅・上野広小路駅 【JR】御徒町駅 【つくばエクスプレス】新御徒町駅 |
セミナー講師
木村研悟公認会計士事務所 公認会計士 木村研悟 氏
2008年に公認会計士登録、KPMGあずさ監査法人にて監査業務を経験後、2015年に上場会社のリスクマネジメント部に出向しERM(全社的リスク管理)実務に従事。帰任後、内部統制整備、リスク管理体制構築、不祥事に関わる再発防止策等に関するコンサルティング業務を経験し、2021年4月に独立。 現在は、ESG格付評価対応、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)に関するデュー・デリジェンス、カーブアウトに伴う内部統制領域のPrePMI、情報セキュリティマネジメントプロセス構築等、幅広い領域で活動する。
【資格】GRI認定サステナビリティプロフェッショナル、情報セキュリティマネジメント、個人情報保護士
【著書】『合わせ学ぶESG×リスクマネジメント』(クロスメディア・パブリッシング)
セミナー受講料
1名につき会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
セミナー趣旨
会場受講の方には、希望者先着順で書籍『合わせて学ぶESG×リスクマネジメント』を進呈します。企業戦略に、ESGやサステナビリティが採用される時代、リスク管理部門やコンプライアンス部門は、ESG対応の観点で何をすべきかを、具体的に理解されている方は多くないと思います。ESG先進企業の取組みも参考に、あるべき姿や取組みについて本セミナーでは解説を行います。◆ESG観点で求められるリスクマネジメント・コンプライアンス業務◆以下を実践して企業価値向上に貢献する・ESG基準であるGRIとSASBの概要とリスク・企業価値向上目線で求められるコンプライアンスプログラム・エマージングリスク管理の対応事例と23年10月制定ISO31050に基づく対応策・「ESGウォッシング」「サステナビリティウォッシング」リスクへの対応法
受講対象・レベル
リスク管理部門、コンプライアンス部門
セミナープログラム
1. ESG対応の背景 1) ESGの定義とESGを経営に反映したESG経営とは何か 2) 「PBR1倍割れ問題」が注目される中、企業価値とESGとの関係性 3) コーポレートガバナンス、内部統制、有価証券報告書とESGとの関係性 4) ESG評価指標としてのESG格付機関、ESG基準との関係性2. ESG基準とリスク 1) ESGとリスクマネジメントとの関係性 2) ESGリスクの要素は何か 3) ESG基準にはどのような基準があり、リスクの観点でどの基準を参考にすべきか 4) 企業におけるESG基準の適用例 5) ESG基準におけるリスクとは具体的に何か3. GRIスタンダードとは 1) GRIスタンダードの概要、開示プロセス、事例 2) GRIスタンダードの全体像とリスクの関係 3) 腐敗についての要求事項と適用事例 4) 反競争法的行為についての要求事項と適用事例 5) 労働安全衛生についての要求事項と適用事例 6) 非差別についての要求事項と適用事例 7) 顧客の安全衛生についての要求事項と適用事例 8) マーケティングとラベリングについての要求事項と適用事例 9) 顧客マーケティングについての要求事項と適用事例4. SASBスタンダードとは 1) SASBスタンダードの目的と今後の適用可能性の広がり 2) セクター・産業別開示の概要 3) リスク開示の全体像 4) 腐敗・汚職リスクが高いセクター・産業とは 5) 反競争法的リスクが高いセクター・産業とは 6) 労働災害リスクが高いセクター・産業とは 7) 労働法リスクが高いセクター・産業とは 8) データプライバシーリスクが高いセクター・産業とは 9) 品質リスクが高いセクター・産業とは 10) マーケティングリスクが高いセクター・産業とは5. 企業価値向上のコンプライアンスプログラム 1) コンプライアンスプログラムがステークホルダーから求められる背景 2) PRI署名企業30社から対応状況についての現状の分析 3) 腐敗防止のコンプライアンスプログラム 4) 独禁法コンプライアンスプログラム 5) ESG格付評価対応のためのコンプライアンスプログラム6. エマージングリスクへの対応 1) エマージングリスク対応の背景と目的 2) エマージングリスクの定義と要件 3) エマージングリスクの開示事例 4) ISO/TS 31050:2023におけるプロセスとは 5) エマージングリスク管理の事例 6) エマージングリスクのカテゴリと参照情報 7) 生物多様性リスクの概要、対応背景 8) 生物多様性リスクの特に必要な業種と事例7. ウォッシングへの対応 1) ウォッシングの定義、主な分類 2) ESGウォッシングの背景 3) ESGウォッシング対応の課題 4) ESGウォッシングとならないための開示上の工夫 5) グリーンウォッシングの背景と対応※申込状況により、開催中止となる場合がございます。※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。※録音、録画・撮影はご遠慮ください。