注目が高まっている難燃剤・難燃材料について、その技術動向から難燃性評価、化学物質規制に至るまで網羅できるセミナーです!
環境規制、難燃剤に関わる規制について出来る限りの最新情報をお届けします。
セミナー趣旨
昨今、難燃材料分野においては、E&E、EVsに使用される環境規制が問題となり、その対策が注目されている。本セミナーでは、環境規制全般、特にREACH、PFASについてその最新動向解説する。
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
REACH、PFAS、RoHS、環境ラベル等
習得できる知識
・難燃剤の基礎
・難燃材料の使用動向と今後の進展分野
・環境規制全般
セミナープログラム
【0】一社)SFRM(難燃材料研究会)のご紹介
【1】高分子材料の難燃化について
(1)難燃剤毎の難燃機構
a)臭素系難燃剤
難燃メカニズム、適応樹脂、アンチモンの種類と量、課題と対応策
b)リン系難燃剤
難燃メカニズム、適応樹脂、課題と対応策
c)無機系難燃剤
水和金属化合物、低発煙材、ホウ素等の配合例
(2)難燃材料の用途
・自動車;内装規格、EVsで使用される難燃部材の性能
・建材;火災安全設計、難燃規格、不燃、木質材料
・家電;使用される難燃樹脂材料の性質と課題
・その他;繊維の難燃化
【2】難燃剤の評価
(1)難燃材料の評価方法
・ULのknowhow
・車載材料 EVs関連、EUの状況
・繊維 ;防炎品と防炎物品
・電気・電子材料等;ULとIEC
(2)難燃性の定量化(UL難燃性の定量化について);マルチコーンの紹介
(3)規制(新RoHS、REACH~Epeatまで、アンチモン、フッ素)
(4)難燃材料の開発動向
【3】難燃剤に関する規制とその動向
(1) 新RoHS、REACH;現状の共有化、その課題
(2) Epeat;規制紹介、金、銀、銅レベル
(3) アンチモン;特化物規則
(4) フッ素;PFASの状況
(5) その他;その他規制情報
■講演中のキーワード
REACH、PFAS、RoHS、環境ラベル、Evs
セミナー講師
一社)難燃材料研究会 代表理事 大越 雅之 氏
■ご経歴
岐阜大学 高等技術院 GUコンポジットセンター 特任教授
富山県立大学 客員教授
山口大学 大学研究推進機構 客員教授
関東学院大学 工学部 客員教授
■ご専門および得意な分野・ご研究
ナノテク・材料 / 高分子化学
■本テーマ関連学協会でのご活動
プラスチック成型加工学会、日本複合材料学会等
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
受講料
41,800円(税込)/人
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