・化学物質管理の要諦:相違点を整理しながら解説。化審法も含めて
・疑問・質問に可能な限り回答します。

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    セミナー趣旨

      最近では、化学物質に関する法規制が急激に変化しています。GHS、SDS、リスクアセスメント、自律的化学物質管理といったキーワードを度々耳にします。
      本セミナーでは、事業者がこうした動きに対応するにあたり、SDSを切り口に化学物質管理の考え方を説明します。
      最初に、最近の化学物質管理の国内外の動向を俯瞰し、GHS分類/GHSラベル/SDSの基本とそれらのルールであるGHSとJISを説明します。また、GHSの動向から、JISの今後の動向を考えます。
      次に、化学物質管理の要諦である化審法、化管法、安衛法、毒劇法について相違点を含めて説明します。安衛法については、新たに適用されたがん原性物質と皮膚等障害化学物質及び個人用保護具に関する概要を含め自律的化学物質管理のポイントを説明します。ここでは、2025年4月1日に改正施行される安衛法令についても説明します。
      最後に、SDS作成手順とSDS情報の利活用、そしてSDSの運用のポイントを説明します。
      事前質問にも当日に可能な限り回答する準備を致しております。2日前までにお寄せ頂ければ、本セミナー中に可能な限り対応させて頂きます。

    必要な予備知識

    ・高校卒業レベルの化学の知識
    ・労災防止や事故防止、リスク管理への意識(予備知識は必ずしも必要としない)

    習得できる知識

    ・化学品の危険有害性の考え方
    ・危険有害性の分類とSDSに関係するGHSとJISの概要と考え方
    ・ラベルとSDSの概要と作成方法
    ・SDSを規定するSDS三法での化学物質管理の考え方
    ・SDS情報の利活用と運用
    ・化学品や化学物質による労災と事故の防止に向けた考え方
    ・化学品や化学物質のリスクコミュニケーションに向けた考え方
    ・化学物質管理の考え方

    セミナープログラム

    1. 本日のポイント
    2. 化学物質管理と化学物質の法規制動向
     2-1) 化学物質の危険有害性(ハザード)とリスク
     2-2) 労災事故および環境事故の防止にあたり留意すること
     2-3) GHS分類/SDS/GHSラベル/リスクアセスメント
     2-4) 化学物質管理の動向と化学物質規制の国内法令体系
      ※国際動向を含む。
    3. ラベルとSDSの概要
     3-1) 国際ルール(GHS)と国内ルール(JIS)
     3-2) 危険有害性の分類(GHS分類)と表示要素(ラベル要素)
     3-3) SDS三法(化管法、安衛法、毒劇法)とラベル/SDS
     3-4) SDS情報と製品情報
    4. SDS三法(化管法、安衛法、毒劇法)及び化審法における化学物質管理とSDS
     4-1) 法令により異なる化学物質の定義
     4-2) 化管法の求める化学物質管理とSDS
     4-3) SDSに直接関係しない化審法
     4-4) 安衛法の求める化学物質管理とSDS
     4-5) 毒劇法の求める化学物質管理とSDS
     4-6) 化管法、安衛法、毒劇法におけるSDS制度の相違
      ※除外規定、罰則、事業者の立場による対応の違い等を含む。
    5. SDSの作成と利活用
     5-1) 化学品規制法令とSDS
     5-2) SDSの作成手順
     5-3) SDS情報の利活用
      ※リスクアセスメントとリスクコミュニケーション(イエローカード、WDS等)を含む。
     5-4) SDSの運用
    6.まとめ
    <質疑応答>


    ※動向により、当日の内容に軽微な変更が生じる場合がございます。


    講演中のキーワード
    ・化学品/化学物質 ・化学物質管理 ・危険有害性
    ・リスク/ハザード ・分類/ラベル/SDS ・GHS/JIS
    ・法令 ・輸入/輸出 ・労災防止/事故防止
    ・サプライチェーン ・イエローカード
    ・リスクコミュニケーション ・リスクアセスメント


    ■受講者の声(過去受講者アンケートより)
    「業務上SDSの作成を行うことになるので、必要知識習得のため参加しました。大変有益でした」(材料開発)
    「現担当者の業務量が増えてきているため、対応できる人材を増やすために本セミナーを受講しました。ありがとうございました」
    (機能性材料開発・販売)

    セミナー講師

     沖津技術士事務所 代表 博士(薬学)   沖津 修 氏
     技術士(化学部門)

    ■ご略歴
    東北大学大学院理学研究科化学専攻終了後、大手製薬企業にて医薬品の研究開発等に従事する。
    この間、東京大学にて博士(薬学)を取得する。2008年に沖津技術士事務所を開設し、業務開始、現在に至る。
    技術士(化学)/労働安全コンサルタント(化学)/労働衛生コンサルタント(労働衛生工学)/危険物取扱者(甲)/
    環境計量士(濃度)/バイオマス活用アドバイザー/博士(薬学)
    ※化学物質の人体や環境への影響をはじめとする化学とバイオの多様な知見をベースに化学技術とバイオ技術を
    技術基盤とし、企業における技術課題と技術経営課題の解決支援を主に行っています。
    最近では、GX関連技術と技術コンプライアンスに係る業務が増加中。

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

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    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

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    キーワード

    安全規格   化学技術一般   環境規格

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