「ろ過」,「固液分離」プロセスの考え方,装置や資材の選び方・使い方,その評価

★分離の良否における測定法とは?
★ろ材やフィルター,ろ過助剤の選び方・使い方
★膜の目詰まり,膜の破損と再生,分離装置の品質管理,実務的な運用課題とその解決法

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナープログラム

    【10:00〜11:30】
      第1部 固液分離装置の概要とその適用
      ●講師 (株)栗田機械製作所 技術部 部長 越智 俊夫 氏

    【講座の趣旨】
    固液分離装置は様々な分野で独自の分離目的のために開発されてきており,それらの 中で代表的な装置を,適用例を踏まえながら紹介する。

    【セミナープログラム】
    1.固液分離操作

      1.1 ろ過操作
      1.2 遠心操作
      1.3 その他の操作

    2.固液分離装置
      2.1 重力ろ過装置
      2.2 真空ろ過装置
      2.3 加圧ろ過・圧搾装置
      2.4 遠心分離装置

    【質疑応答】



    【11:40〜12:40】
      第2部 ろ過プロセスにおけるフィルター選定について 
      ●講師 (株)ロキテクノ 分析技術部 部長 岡本 康雄 氏

    【講座の趣旨】
    ろ過プロセスにおけるフィルターを選定する際,事前に小スケールでフィルター性能を確認する場合がある。本講座では実験室内で実施する少量ろ過試験の基礎的事項について解説する。 

    【セミナープログラム】
    1.少量ろ過試験実施の前に
      1.1 実プロセスの理解
      1.2 候補フィルターの選定
      1.3 少量ろ過試験条件の設定

    2.少量ろ過試験
      2.1 定流量ろ過
      2.2 定圧ろ過

    3.フィルター性能評価
      3.1 ろ過寿命
      3.2 ろ液評価
      3.3 目詰まり分析

    4.おわりに

    【質疑応答】



    【13:30〜14:20】
      第3部 助剤ろ過の効果および試験例
      ●講師 昭和化学工業(株) 研究分析センター センター長 高見 治伸 氏

    【講座の趣旨】
    弊社は国内に珪藻土,パーライトの鉱床を有しており,ろ過助剤やフィラー等として 利用されている。 弊社業務の概要さらに主な用途であるろ過助剤とその効率的な使い方,過去に行った 試験例を紹介する。 

    【セミナープログラム】
    1.会社概要
    2.ろ過助剤:原料・製造工程・製品について
      2.1 珪藻土
      2.2 パーライト

    3.ろ過助剤の使用法
      3.1 プリコート
      3.2 ボディフィード

    4.ろ過助剤の試験例(トピックス)
      4.1 エマルションのろ過
      4.2 バイオ業界におけるろ過

    5.まとめ

    【質疑応答】



    【14:30〜15:40】
      第4部 高性能繊維濾過装置(F-CAP)による微粒子除去とUF膜の目詰まり抑制効果の評価 
      ●講師 協和機電工業(株) 事業開発部 水処理プロジェクトグループ 部門長 上山 哲郎 氏

    【講座の趣旨】
    弊社の高性能繊維濾過装置(F-CAP)は,長毛繊維濾材を独自のCAP構造で圧縮して濾過に用いるため,凝集剤を使わずに5μmの粒子も除去可能な高速濾過装置である。本講演ではその開発コンセプトや特徴と,UF膜の目詰まり抑制を目的に本装置を前処理に用いた際の性能評価結果について紹介する。併せて,設計上の留意点や適用事例についても紹介する。 

    【セミナープログラム】
    1.はじめに
      1.1 従来の濾過技術
      1.2 繊維濾過装置の現状と課題

    2.高性能繊維濾過装置(F-CAP)について
      2.1 開発コンセプト
      2.2 構造と特徴
        (1)濾過工程での動き
        (2)逆洗工程での動き(動画あり)

    3.F-CAPの微粒子除去性能について
      3.1 アクリル標準粒子を使った除去性能
        (1)繊維長さと充填密度を変えた場合の微粒子除去率について
        (2)逆洗による濾過性能の回復度合いについて
        (3)濾過時の圧力損失特性について
      3.2 自然粒子での濾過特性評価
        (1)アオコ(藍藻)を濾過した場合
        (2)雑多な池水を濾過した場合

    4.F-CAPによるUF膜の目詰まり抑制効果の評価
      4.1 背景・実証装置について
      4.2 評価方法
      4.3 F-CAPの運転性能
      4.4 F-CAPによるUF膜の目詰まり抑制効果

    5.その他の用途での事例紹介

    【質疑応答】



    【15:50〜17:00】
      第5部 金網ろ材およびケークろ過のシミュレーション・分析評価
      ●講師  関西金網(株) 技術部 係長 博士(工学) 吉田 友一 氏

    【講座の趣旨】
    ろ過プロセスの設計における数値シミュレーションの利点・注意点に触れつつ,シミュレーションを用いたろ材やろ過の分析評価例を紹介する。 

    【セミナープログラム】
    1.ろ過の数値シミュレーション

      1.1 数値シミュレーションの利点・注意点
      1.2 ろ過プロセスへの数値シミュレーションの応用例

    2.流体解析による金網ろ材の流体抵抗特性の分析評価
      2.1 金網ろ材の種類と特長
      2.2 金網周りの流れのシミュレーション
      2.3 綾畳織金網の流体抵抗特性の評価

    3.ろ過シミュレーションによるケーク抵抗特性の分析評価
      3.1 ケークろ過のシミュレーション(DEM-CFD連成)
      3.2 ケーク抵抗特性の評価

    4.おわりに

    【質疑応答】

    セミナー講師

    【第1部】(株)栗田機械製作所 技術部 部長 越智 俊夫 氏
    【第2部】(株)ロキテクノ 分析技術部 部長 岡本 康雄 氏
    【第3部】昭和化学工業(株) 研究分析センター センター長 高見 治伸 氏
    【第4部】協和機電工業(株) 事業開発部 水処理プロジェクトグループ 部門長 上山 哲郎 氏
    【第5部】関西金網(株) 技術部 係長 博士(工学) 吉田 友一 氏

    セミナー受講料

      1名につき66 ,000円(消費税込み,資料付)
    〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕

    受講について

    ■ Live配信セミナーの視聴環境について

    • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
    • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
       → https://zoom.us/test
    • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
    • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
    • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
    • Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
    • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
    • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
      お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
    • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
    • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
      録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
    • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    • 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
    • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    • 部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
      万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

    ■Live配信・アーカイブ配信セミナーの受講について

    • 開催前日または配信開始日までに視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
      セミナー開催日時またはアーカイブ配信開始日に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。  
    • 出席確認のため、視聴サイトへのログインの際にお名前、ご所属、メールアドレスをご入力ください。
      ご入力いただいた情報は他の受講者には表示されません。
    • 開催前日または配信開始日までに、製本したセミナー資料をお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
      お申込みが直前の場合には、開催日または配信開始日までに資料の到着が間に合わないことがあります。
    • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
    • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    • 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
    • アーカイブ配信セミナーの視聴期間は延長しませんので、視聴期間内にご視聴ください。

     

    受講料

    66,000円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:00

    受講料

    66,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    化学反応・プロセス   生産工学

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:00

    受講料

    66,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    化学反応・プロセス   生産工学

    関連記事

    もっと見る