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 ~2日間セミナー~

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日時

1日目 2025年4月8日 10:30~16:30
2日目 2025年4月9日 10:30~16:30

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    新製品開発、生産技術などで用いる技術は、高度化、多様化しています。このため、実験・試作を何回やっても、納得できる結果が得られない。あるいは、実験・試作では問題なかったはずなのに、量産では思いもかけない問題で苦しむことがあります。
    このような事態にならないためには、統計的な考え方、実験の計画・手法などを理解しておく必要があります。
     本講座では、始めに、予備知識のない方にもわかるように、統計学を基礎から解説します。次に、実験計画法の基本的な考え方と、応用が効くように例題をまじえて効率的な実験の計画方法、目的に応じた実験データの分析方法などをわかりやすく解説します。

    受講対象・レベル

    ・これから統計学、実験計画法を学びたいと思っている方
     ※統計学の基礎から説明しますので、特に予備知識はなくても大丈夫です。
    ・研究開発、技術開発に従事している技術者で、実験で効率よく納得できる結果を得たいと考えている方
    ・新製品開発・設計等に従事している技術者で、実験や試作段階と量産段階での違いを感じている方
    ・生産技術・品質管理等に従事している技術者で、工程や品質の改善を効率的に進めたいと考えている方、など

    習得できる知識

    ・統計解析関連の基礎知識とその活用の考え方
    ・実験計画法の主旨とその効果的な活用手法
    ・直交表の効果的な活用、など

    セミナープログラム

    序論 実験をする前に

     1.実験の意味

     2.実験をする前に知っておきたいこと
      (1)実験の準備・計画
      (2)誤差の理解
      (3)必要とする知識・理論・手法 

    第1部 統計学の基礎と基本的な解析手法

     1.統計学とは

     2.統計学の基本
      2-1 母集団と標本(サンプル)
      2-2 データ

     3.集団の特性を示す統計量
      3-1 統計量とは
      3-2 集団を代表する値 -平均値など
      3-3 集団のばらつきを表す値 -平方和、分散、標準偏差

     4.ばらつき(分布)を表す関数
      4-1 確率密度関数
      4-2 最も重要な正規分布
      4-3 統計量の分布と基本的特性

     5.基本的な統計解析手法
      5-1 統計的仮説検定
      (1)仮説検定の種類
      (2)仮説検定の手順
      (3)仮説検定における2種類の誤り
      5-2 統計的推定
      (1)点推定
      (2)区間推定

    第2部 実験計画法の基本と実際

     1.実験計画法とは 
      1-1 実験計画法とは
      1-2 誤差に対する考え方 -フィッシャーの3原則
      1-3 実験計画法の構成 -実験配置法と実験データの解析法

     2.実験配置法の種類

     3.実験データの解析法
      3-1 データの構造模型 -データ解析における仮定
      3-2 質的因子の解析
      3-3 量的因子の解析
      3-4 分散分析

     4.基本となる1因子実験の実際
      4-1 完全無作為化法 -質的因子  -量的因子
      4-2 乱塊法  -実験が一日で終わらない場合など

     5.2因子実験(2元配置)の実際
      5-1 繰り返しのない2元配置
      5-2 繰り返しのある2元配置 -交互作用を調べる場合

     6.実験単位を分割する分割法

    第3部 多くの因子を効率的に実験できる直交表

     1.直交表による実験とは
      (1)直交表による実験の目的とメリット
      (2)直交表活用の前提と留意点

     2.直交表の性質と留意点
      2-1 直交表とは
      2-2 直交表の性質
      2-3 直交表で注意が必要な交互作用
      2-4 交互作用を配慮した因子の列への割付け

     3.多くの因子を包括的に調べる2水準直交表による実験
      3-1 因子間に交互作用がない場合
      3-2 因子間に交互作用がある場合

     4.因子の影響を詳細に調べる3水準直交表による実験
      4-1 因子間に交互作用がない場合
      4-2 因子間に交互作用がある場合

    最後に 実験計画法において留意するポイント
      (1)実験における基本
      (2)間違った結論を出さないために
      (3)誤差の最小化のための基本

    【質疑応答】


    キーワード:
    実験計画法,統計,データ,ばらつき,直交表,試作,量産,仮説,検定,講座,研修,セミナー

    セミナー講師

    ティー・エム研究所 代表 工学博士 芳賀 知 氏

    (略歴)
     東北大学工学部通信工学科卒業
     沖電気工業株式会社 -EMC設計技術、高速伝送技術の研究開発
     技術研究組合 超先端電子技術開発機構(ASET)
      -経済産業省所管NEDO研究プロジェクト「超高密度電子SI技術の研究」の研究、など

    (現在)
     ティー・エム研究所 -研究開発、技術開発などにおける技術コンサルティング
     群馬大学大学院理工学府 非常勤講師

    (賞罰等)
     エレクトロニクス実装学会 論文賞、優秀講演賞、JPCA賞、など

    (著書)
     EMC設計技術 応用編(エレクトロニクス実装学会、共著)、高速信号ボードの設計 基礎編(丸善、共著)、電波吸収体の技術と応用Ⅱ(シーエムシー出版、共著)など

    セミナー受講料

    66,000円(税込、資料付)
    ■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合55,000円、
      2名同時申込の場合計66,000円(2人目無料:1名あたり33,000円)で受講できます。
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    • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

     

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