
各製造技術の開発状況、海外での先行プロジェクト、国内の情勢、開発動向、そして事業化、商用化への展望を解説
セミナー趣旨
世界的に、温暖化対策が急速に進み始めた。2030年までは、後、数年しか残されていない。世界、特に、対策が遅れている日本は、国全体が、焦り始めてきたように見える。電気自動車や再生可能エネルギーの導入は急速に進むと思われるが、航空機からのCO2削減は、電力や燃料電池では代替できない。バイオマス、又はCO2と再エネ水素からSAFを合成するしかない。航空機燃料(SAF)は、世界的に規制が明確に打ち出され、さらに、政府の補助金が明確に打ち出されているため、最も、速い段階で工業化が進むと思われる。海外での先行プロセス技術や触媒技術、国内の開発動向を解説する。
習得できる知識
・世界のSAF導入動向
・SAFの製造方法
・SAF製造技術の課題
・世界のSAF開発状況
・世界のSAF導入動向
・国内のSAF開発動向
セミナープログラム
1.航空燃料
1.1 航空燃料規格
1.2 世界のSAF導入計画
1.3 日本のSAF導入計画
2.バイオマス原料SAFの製造技術
2.1 廃食油の水素化によるSAFの製造
2.2 バイオエタノールを原料としたSAFの製造
2.3 ウッドマスの液化によるSAFの製造
2.4 廃材のガス化合成ガス原料によるSAFの製造
2.3 都市ごみのガス化合成ガス原料によるSAFの製造
3.CO2原料SAFの製造
3.1 CO2の還元(逆シフト反応)
3.2 FT合成プロセス
3.2 FT合成触媒
3.3 小型FT製造装置
3.4 メタノールからSAFの製造
4.アップグレーディング
5.SAFの製造コスト
6.世界のSAFプロジェクト動向
6.1 欧州
6.2 米国
6.3 南米, オーストラリア
7.国内のSAF動向
7.1 国内のSAF開発技術
7.2 国内のエンジニアリング各社
7.2 石油会社各社
【質疑応答】
セミナー講師
アイシーラボ 代表 室井 騠城 氏
専門:工業触媒、一貫して工業触媒の開発に従事
【講師略歴】
1968年 住友金属鉱山(株) 入社
1969年 エヌ・イーケムキャット(株) 出向
2003年 エヌ・イーケムキャット(株) 執行役員
2006年 触媒学会副会長
2008年 BASFジャパン上席顧問
2014年 NEDO技術戦略センター環境化学ユニットフェロー
セミナー受講料
1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
受講について
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受講料
49,500円(税込)/人
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