《2024年10月以降製品化の》最新XR機器の分解レベル解析を含むXR(VR/MR・AR)機器の搭載ディスプレイ・光学系技術解析とその動向【アーカイブ視聴可能】【LIVE配信・WEBセミナー】

■注目ポイント

★最新XR製品の分解レベル調査、中国出願の特許公報などを駆使した解析結果、XR機器動向、搭載ディスプレイの仕様を決める光学効率の定量把握、そしてXR機器技術を含む方向性展望について解説・報告!

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    セミナー趣旨

    2024年のXR機器販売は、一時Apple Vision Pro発売で盛り上がったが、価格高さの影響で売り上げは急激に低下した。トップシェアのMeta社もQuest3の販売が伸びず、全体として低調な状況であった。この状況で、2024年10月からCES2025展示会をはさみ意欲的なXR新製品が発売された。しかし、十分な技術情報は公開されておらず詳細な比較検討が難しい状況である。本セミナーではこれら最新製品の分解レベル調査、中国出願の特許公報などを駆使した解析結果を目玉として、これにXR機器動向、搭載ディスプレイの仕様を決める光学効率の定量把握を加え、最終的にXR機器技術を含む方向性展望を解説する。

    XR機器の光学系はVR/MRではPancake、ARではBirdbath、表面反射回折格子(SRG) Waveguideが主に使われている。ARのBirdbathではOLED on Silicon (OLEDoS)、AR のWaveguideではLED on Silicon (LEDoS)採用が目立つ。しかし、これらディスプレイが搭載されたXR機器の光学効率に関する既存報告の精度は低い。例えば、Birdbathは<50%、Waveguide<5~10%程度である。

    本セミナー講演前半では、これら最新XR機器の構造及びレンズ光学系の光学効率の定量解析結果を報告する。
    中盤では上記最新ディスプレイOLEDoSとLEDoSの最新技術の詳細を報告する。
    終盤では最新XR機器の分解レベル調査、中国特許出願の解析をベースに技術内容を解き明かすと共に’24年製品との比較検討も行う。
    最後に、上記最新XR機器搭載ディスプレイの画面サイズと機器重量、視野角FOVの関係性の解析を行い、さらに今後のXR機器および機器各社の方向性を予測する。

    習得できる知識

    1.    VR/MR・AR機器デバイスおよび搭載ディスプレイの仕様、技術及び市場動向
    2.    VR/MR・AR機器デバイスの光学系の構造、光学特性及び技術動向
    3.    シリコンディスプレイ(OLEDoS,  LEDoS)の最新の構造/特性、技術動向

    セミナープログラム

    1.映像の種類で分類したXR機器(VR、MR、AR)、搭載ディスプレイ

    2.XR機器搭載のディスプレイ要求仕様の違い、特有の画質特性、分類

    3. XR機器の光学系の分類、構成部品(VR/MR、AR)

    4. 搭載ディスプレイの構造/動作原理(LCD/OLED/OLEDoS/LEDoS)

    5. 最新のXR機器と搭載ディスプレイ
      〜CES2025展示VR・MR, AR機器(Xreal、 Shiftall、Rokid)〜

    6.XR機器の市場動向予測
      および現行製品XR機器の用途・仕様(含むdisplay)の比較

    7.XR機器光学系の光学効率の解析
     7-1 VR/MR Pancake光学系の光学効率の解析
     7-2 AR Birdbath光学系の光学効率の解析とEye Glow対策
     7-3 AR Waveguide光学系の光学効率の解析

    8. Waveguide方式ARグラスのカラー化技術とその難易度の高さ

    9.2024年10月以降市場投入最新XR機器製品の分解レベルを含む技術内容解析
       9-1 今回取り上げた最新XR機器の仕様一覧
       9-2 コスト低減優先で普及拡大を目指すMeta社MR機Quest3S
       〜’24年製品Quest3と最新3Sの分解レベル比較解析:最大のコスト低減は光学系の変更〜
       9-3 軽量化と業界最高高精細OLEDoS(BOE)を搭載したSfitall社VR機MaganeX superlight 8K
       9-4 専用チップ搭載使いやすさとディスプレイ視野角FOVを改善Xreal社ARグラスOne, One pro
        〜視野角FOV改善新採用光学系Flatプリズムの中国出願特許による解析〜
       9-5  チップセット搭載で翻訳プロンプターが好評のRokid社Waveguide方式ARグラス Glasses

    10.OLEDoS技術の詳細(SonyのOLEDoS技術、Apple Vision Proコスト分析)

    11. LEDoS技術の詳細(カラー化方式の比較)
       11-1 RGB素子分離方式 (JBD) 
       11-2 Blue LED+QD-CF方式(Raysolve、Saphlux)

    12. XR機器の次世代に向けての方向性の解析
     12-1 画面サイズと機器重量、視野角FOVのまとめ
     12-2 XR機器の用途毎・主要メーカ毎の方向性まとめ

    【質疑応答】

    【キーワード】
    XR、VR、MR、AR、メタバース、FOV、Pancake Waveguide Birdbath、マイクロディスプレイ、LCD、OLED、LED、OLEDoS、LEDoS

    セミナー講師

    株式会社サークルクロスコーポレーション  フェローアナリスト  小野 記久雄 氏

    略歴
    1982年(株)日立製作所日立研究所入所。半導体IC、LTPS開発に従事。
    1993年(株)日立製作所 電子管事業部(後の日立ディスプレイズ)へ異動。
    TFT-LCD開発。特にTV用IPS-LCDの開発を主な担当とする。
    2009年パナソニック液晶ディスプレイ(株)へ異動。FPD技術調査(LCD、OLED、QLED、μLEDなど)を行う。
    2017年末退職。
    2018年1月より(株)サークルクロスコーポレーションFellow Analyst 就任。

    専門
    ディスプレイデバイスの技術分野、関連する特許調査・解析

    著書・論文
    Edited by S. Ishihara et. al., “High Quality Liquid Crystal Displays and Smart Devices” IET(UK) (2019).

    学会賞など
    ・2013年(公社)発明協会 全国発明表彰、発明賞
    ・2015年文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)
     受賞テーマ『広視野角で低消費電力を実現したIPS方式液晶パネルの開発』
     その他、日本、米国登録特許457件保有、特許分析に精通している。

    セミナー受講料

    【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
    2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。


     

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    電子デバイス・部品   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)   光学技術

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