図面から加工コストを見積もる力をつけよう!!【東京開催】
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 新技術開発センター |
キーワード | 経済性工学 購買マネジメント |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】機械振興会館 |
交通 | 【地下鉄】神谷町駅・御成門駅 |
言い値であきらめるのではなく,自分で加工コストを見積もれる力を身につける。
設計・購買・営業必聴セミナー!
講師
日本コストプランニング(株) 代表取締役 間舘 正義 氏
【講師紹介】
産業能率短大卒。大手省力化機器メーカーにて製造,生産管理などの実務を経験し,大手ソフトウェアハウスでコンピュータによる生産管理を担当。
その後,生産財営業の代理店にて製品開発やコスト改善のための提案型営業の実務を経験する。
1998年日本コストプランニング(株)を設立。製品化を図る開発―調達―製造の活動の各ステップにおけるコスト面を切り口に,コスト見積り技術の教育やコスト改善,コスト低減の実践的な指導を行っている。
新技術開発センターで「原価管理」の通信教育指導を始める。
著書に
「図解 原価管理」(日本実業出版社),「これならできる 経営分析」(かんき出版),
「業務別に見直す コストダウンの進め方」(かんき出版)
受講料
42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
設計・購買担当者の皆さん,図面を出して,加工業者から見積りが出た時,その見積りに「なんとなく高いなぁ。」と疑問を持ったことはありませんか?さらに,「この加工だと妥当な金額だと思いますよ。」と言われ,反論の手立てがないといったことも・・・。そこで,図面を見て,加工コストを見積もる力を身に付けてみてはいかがでしょう。そうすれば,加工業者とも価格交渉することができ,コストダウンにつながる可能性もあります。
本セミナーでは加工の細かい話は抜きにして,設計・購買担当者の方が,コスト(材料費・加工費・経費)を見積もることができるよう,解説いたします。
設計・購買担当者だけでなく,営業の方にも役立つ内容となっています。
是非,ご受講下さい。
セミナープログラム
- 1.製品に占める調達コストを考える
- 1)利益獲得の仕組み
- 売上高と費用の関係を整理する
- 2)第3の利益
- 利益を増やすための3つの方法をまとめる
- 3)取引の必要な見積書の意味
- 見積書の重要性を理解しているだろうか?
- 4)原価計算とコスト見積もりの違い
- 実務で用いられているのはコスト見積もりである
- 5)原価管理の起点になる見積原価
- 管理サイクルを回すための原価計画が見積原価である
- 2.コスト見積もりのすすめ方
- 1)いろいろあるコスト見積方法
- さまざまな見積方法とそれぞれの目的を考える
- 2)見積もりをするために必要な情報
- 信頼できる見積もりには,コスト基準が必要である
- 3.見積もりに必要な要素とその計算方法(演習)
- 1)材料費の求め方
- 材料費を求める手順と,必要な構成要素
- 2)加工費率の求め方
- 単位時間あたりの加工費(機械加工・板金・射出成形など)を求める手順と,
- 必要な構成要素
- 3)所要時間(加工時間)の求め方
- 所要時間を求める手順と,必要な構成要素
- 4)諸経費の求め方
- 製品ごとに関連付けしにくい要素と,求める手順
- 5)見積事例の紹介
- サンプル図面をもとにExcelで具体的な見積事例を紹介
- 4.調達品のコストダウン
- 1)加工品のコストダウンのすすめ方
- 加工品見積時の留意点
- 2)差額解析のすすめ方
- 見積原価と実績原価を整理する
- 3)購入品のコストダウンのすすめ方
- a.仕様書にある条件 何を購入したいのかを理解する
- b.購入先の情報とは? 購入品目の市場や購入ルートなどを知っているか
- 4)会社方針を反映させる
- 購買方針と取引先情報を整理しているか
- 5.開発購買のすすめ方
- 1)コンカレント・エンジニアリングの推進
- 目標原価の実現に向けた組織を作る
- 2)開発購買担当による開発支援
- 外部のコスト情報を提供できる購買部門
- ◎ 質疑応答