車載用イメージセンサ・カメラの業界・技術動向と用途展開

50,600 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 10:00 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 シーエムシー・リサーチ
キーワード 電子デバイス・部品   自動車技術
開催エリア 東京都
開催場所 【千代田区】ちよだプラットフォームスクウェア
交通 【地下鉄】竹橋駅・大手町駅・神保町駅・小川町駅

スマホ用カメラの5つの世代とは何か、
そこで開発された技術が車載用や
今後IoT社会にどのように波及していくのかを解説

セミナー講師

 中條 博則 氏 共創企画代表(元・東芝)
【講師経歴】
 1976年3月 信州大学工学部電子工学科卒業
 1976年4月 ㈱東芝入社以降、オーディオ機器電子回路設計、ビデオ商品企画、
       マルチメディア、Player 販売促進、光ディスク機器開発責任者を経て
       2002年4月より2014年1月までセミコンダクター社カメラモジュール企画・開発に従事
 2014年2月 共創企画開業 現在に至る。
【活 動】
 2007年より携帯電話用カメラの技術書籍執筆開始(電子ジャーナル叢書)各年最新刊出版
【最新作】
 「2017 車載カメラ徹底解説【改定版】」2017.05 ホンニナル出版刊
 「WLO 技術・応用・市場徹底解説」2017.09 ホンニナル出版刊
 「2018 カメラモジュール徹底解説」2017.10 ホンニナル出版刊

セミナー受講料

46,000円 + 税※ 昼食代、資料代含
* メルマガ登録者は 41,000円 + 税
* アカデミック価格は 24,000円 + 税

★ アカデミック価格
 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を
有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに
所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と
記入してください。
★メルマガ会員特典
 CMCリサーチメルマガ会員登録をされていない方で登録をご希望の方は、
申込みフォームの備考欄に「会員登録希望」とご記入ください。
セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料より会員価格を適用いたします。
 2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
2人目は無料(1名価格で2名まで参加可能)、3人目以降はメルマガ価格の半額です。

セミナー趣旨

 ADASの普及率が高まり、自動運転車の市場投入が始まる中、それら機能を実現する上で
欠かせないのがカメラである。従来車載カメラは、その市場独自の進化をとげてきたが、
市場急拡大にともない、既存巨大市場スマホ用カメラ技術の転用が活性化している。
 ここで、携帯電話からスマホ用に至る搭載カメラの経緯を見ると、5つの世代に分類できる。
この中、3番目の世代が他の製品に与えた影響が甚大である。スマホがCompact DSCに対し
破壊的な影響を与えたことは衆目の一致するところであるが、そのきっかけとなったのが
この世代の登場である。さらにこの世代で開発されたImage Sensorの高感度技術「BSI」は、
車載用にも適した技術であったため早々に転用された。
続く第4世代では、Computational photography技術による高画質・高機能の実現により、
一眼レフの存亡にも多大な影響を与え始めるとともに、Image Sensorの高感度技術「Binning」が
わずか2年後に車載用に転用された。本講演では、スマホ用カメラの5つの世代とは何か、
そこで開発された技術が車載用にどのように展開されているのか、そしてその流れが
今後IoT社会にどのように波及していくのかを解説する。

受講対象・レベル

光学部品メーカー、樹脂メーカー、イメージセンサメーカー、
車載カメラメーカー、車載用部品メーカー、自動車産業の開発担当、商品企画担当、営業担当

習得できる知識

自動運転の進捗状況、AI の動向、カメラが果たす安全機能の内容、
車載イメージセンサ・カメラに要求される仕様と機能、車載用カメラレンズに
要求される仕様と機能、車載用ディスプレイに要求される仕様と機能など

セミナープログラム

1.欧米・中国で加速するEVの普及、自動運転技術の本格化
 1-1 IoTとは、Communication, Logistics, Energy 3つのInternet上に存在するもの
 1-2 再生可能エネルギーの限界費用大幅低減EVの本格化が進む欧州、
     強引にEV普及促進を図る中国
 1-3 350kW高速充電網充実で進む欧米のEV市場拡大 

2.ADASから自動運転へ、Key Wordは“CASE”
 2-1 国連宣言を受け、急激に普及拡大したADAS
 2-2 世界的に統一された自動運転Levelの定義
 2-3 自動運転で覇権を狙う国際道路交通法の縛りがない中国
 2-4 自動運転実現には必須、車載AI/Deep Learning機能
 2-5 Toyotaもついに参画、自動運転技術Open Platform『Baidu Apollo PJ』の勢力拡大

3.車載用に技術移植が進むスマホカメラ・ディスプレイの動向
 3-1 Connected Carの本格化を加速したスマホの登場
 3-2 スマホカメラの5つの世代と車載カメラに転用された技術
 3-3 AMOLED搭載が進むスマホ、車載用への転用の可能性

4.車載カメラの要素技術
 4-1 車載カメラが果たす安全機能
 4-2 車載カメラ、部品の市場動向予測
 4-3 車載カメラの小型化、開発期間短縮に貢献するWLO技術の概要
 4-4 WLOリフローカメラで実現する多機能カメラモジュールの事例
 4-5 Viewing Cameraの画素数を決定付けるディスプレイ解像度

5.車載CMOS Image Sensorに要求される機能
 5-1 明暗差が大きい環境に対応した「Real Time HDR」機能
 5-2 LED表示・照明による誤認識解消「フリッカ抑制」機能、HDR併用Image Sensorも登場
 5-3 De-facto化する、夜間歩行者検出も可能な0.005lx出画超高感度Image Sensor
 5-4 ADASの精度向上、自動運転実現で重要な役割を果たすNIR Sensor
 5-5 SoC処理能力向上に伴い高解像度を求め多画素化が進むSensing Camera
 5-6 夜間障害物検出で重要な役割を果たすFIRカメラのコスト低減技術

6.IoT社会本格化に向けた動向
 6-1 家庭用IoTは高度なInteraction性を実現した音声認識が本命
 6-2 AIの高度化を進める業界動向
 6-3 IoT社会のカメラとAIの相互作用は『現代版カンブリア爆発』である

まとめ