専門家「仙石 太郎」プロフィール
日本の経営は大きな転換点を迎えています。かつて圧倒的な優位を示していた日本企業ですが、付加価値の高いビジネスをなかなか生み出せないまま30年が経ち、日本の一人当たりGDPはいつの間にか2位(H1年)から25位(H31年)へと転落してしまいました。
理由はいくつかあると思われますが、環境が大きく変化しているにもかかわらず、経営のやり方をほとんど変えていないことに原因があるのではないでしょうか?
事業環境が安定的し将来の見通しが立てやすい時代は、マイケル・ポーター教授に代表される“競争戦略論”や、模倣困難な仕組みや組織能力を構築する“コアコンピタンス理論”が有効とされてきました。しかし、これからの時代はイノベーション理論に基づく経営が最重要なことは間違いありません。品質重視のモノづくりを疎かにしてよいということではありません。しかしそれだけでは21世紀を勝ち抜くことはできません。市場が成熟するとお客様が望むのは”よいモノ(機能価値)”ではなく、”よいコト(暮らしや体験といった意味的な価値)”に変わるからです。価値づくり経営の中核となる“知識経営理論”を中心に企業改革をご支援致します。
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