専門家「井上 隆史」プロフィール
日立製作所生産技術研究所に入社(1981年)。一貫して各種電子デバイス材料・製造プロセスの研究開発に従事。参入分野は半導体、大形計算機、液晶ディスプレイ、体外診断装置＋生化学機器、Liイオン電池の5つ。開発成果を製品搭載する経験を重ね、実用化の醍醐味を十分に味わった。最も印象に残る仕事は世界４強が鎬を削る大形計算機のCPU実装。世界最小チップパッケージ、微細高密度接続電極を実現する世界初ノーシアン無電解金めっき等を開発。液晶ディスプレイ分野では高精細液晶TVを実現する液晶配向技術を開発。併行して遺伝子解析、血液自動分析、免疫自動分析など体外診断機器のデバイス製造に参入。製造現場が匙を投げるような複雑な泥臭い問題ばかり拾って突破してきた。電気・機械が主導する組織の中で、マイナーな化学の力を発揮することを目指し学会が認め自らも納得する結果を出してきた。退職後は、技術コンサルタントとして液晶パネル製造装置メーカ、機能薬品メーカ等を指導。コーチングを取り入れたコンサルタントを特長とする。日本の電子産業が世界一だった頃を知る者として、製造業がかつての隆々たる力を発揮する土台の復活に貢献したい。
H P: https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=0803GI0136
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