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MTシステム超入門(その22)
1.MTシステムにおけるマハラノビス距離 MTシステムが論文の形で提案されて、ほぼ20年が経ちます。田口玄一博士が品質工学誌に掲載したものが最初です。... -
品質工学問答集
品質工学に関して皆さんからいただいた相談、質問の中からいくつかを公開します。 ◆関連解説『品質工学(タグチメソッド)とは』 Q1:タグチメソッドはサ... -
ISO9001規格改定動向及び対応
1.ISO9001規格改訂の動向 ご存知のようにISO9001及びISO14001の改訂が2016年予定されています。ISO9001改訂のスケジュール... -
CDGMは、これまでのQCサークルとは違い、ジョイ・オブ・ワークを達成
1.QCサークル活動の課題 戦後の日本製造業を牽引した大きな要因の一つがQC活動だったことを疑う人は少ないでしょう。ここでQCサークルが30年以上の間... -
コンピュータ支援による工学的検討:CAE導入の課題
1.CAEによる開発期間の短縮 CAEは開発期間短縮には欠かせないツールの一つとして位置づけられています。しかし、3D-CADの導入が進む一方で、CA... -
インターネットでバーチャルにインテグレートされたサプライチェーン
サプライチェーン全体のリードタイムと在庫を削減する全体最適の構築方法論がバーチャル・インテグレーションです。このとき、業務連鎖とストック(在庫)ポイント... -
MTシステム超入門(その24)
1.MTシステムの役割 (1)無言の計測値にものを言わせる 温度、圧力、回転数、振動などの計測値は、そのままでは“無言”の数値です。何を言っているか... -
計画から稼動・運用までの一気通貫 生産管理システム導入の基本 (その3)
前回解説した課題に対する解決策について、3つのポイントを説明します。 1.カイゼンから要件定義 企業活動は、システム化が全てではありません。... -
システム構築における課題 生産管理システム導入の基本 (その2)
前回は、生産管理システム導入の基本 その1 考え方を解説しました。それに続いて今回は、システム構築の課題です。今行われている構築手法は、ウォーターホール... -
考え方 生産管理システム導入の基本 (その1)
ITという言葉が一般的になった昨今では、多くの企業が業務効率向上の為に社内の様々な業務にシステムを導入しています。適切にシステム化が行われれば、企業にも... -
Kaizenの歴史・思想・進め方
1.Kaizenとは? 改善(かいぜん)の一般的意味は悪い状態を改めて善くすることですが、製造業で用いられる単語としての改善は、工場の作業者が中心とな... -
MTシステム超入門(その22)
日経新聞2013年12月の「私の履歴書」は、米国のフィリップ・コトラー博士の連載でした。博士は“マーケティング”の専門家として著名ですが、初期のころは経... -
MTシステム超入門(その21)
1.パターン認識とは 今回はMTシステムと密接な関係にあるパターン認識について考えてみます。グリム童話に、「狼と七匹の子山羊」がありますが、これが典型... -
MTシステム超入門(その20)
1.品質の数値化は裏から見る 「品質」の価値はどうやって数値化したらよいのでしょう? 期待した品質分が上乗せされていても購入を決断する金額、その上... -
部品機能の重要性 カーボンブラック工場の事例
私は設備を安定稼働させるための機能は元々設備に組み込まれており、部品の機能を知る事が何よりも重要と考えています。その事例をひとつ紹介しましょう。 ◆関... -
MTシステム超入門(その18)
1.自由の総和 T先生は、よく「人々の自由の総和を大きくすることが重要」と言っておられました。 そのためには、自由の大きさを定義しなければなりません。... -
MTシステム超入門(その17)
1.T先生との出会い T先生と初めてお会いした(というより、T先生を見た)のは、NEC勤務時代の1990年のことです。会社ではT先生から若手技術者に指... -
MTシステム超入門(その16)
前回の3つの計算手法、すなわちMT法・標準化誤圧法・RT法は、見分けたり分類したりするために利用されます。文字の認識や、健康か病気か、あるいは工場が正常... -
MTシステム超入門(その15)
57.MTシステムのソフト Microsoft Excel上でMTシステムの操作ができる市販のソフトウェアがあります。筆者のアングルトライ社からも製品... -
MTシステム超入門(その14)
54.統計学者の人工知能ぎらい マハラノビス距離のように、パターン認識に利用される統計数理は多いのですが、1970年代以降のある期間は統計学者にとって...