いくら品質管理の仕組みを作ったり、教育訓練を行っても、行動出来ない部下が多いようです。業務改善がなかなか進まないと悩んでいる管理層の方も多いと思います。部下からやる気を引き出し、本質的に持っている能力を引き出すにはどしたら良いでしょうか。今回は、一つの方法として「コーチング」について、解説します。
コーチングは人材育成を行う手法の1つであり、質問型のコミュニケーションを使い、業務目標に対して取るべき行動を自ら選択することを促すことが出来ます。
1. コーチングの基本は教えないこと
一般的な教育訓練は、ティーチングで、答えを教える、指示を与える方法を取りますがコーチングは相手が自ら答えを発見出来るようにサポートをします。
(1) 部下の才能を引き出し、行動に移させるコーチング
コーチングは「問いかけて聞く」という対話を通して、相手自身から様々な考え方や行動の選択肢を引き出します。コーチングは相手の自発的な行動を引き出すことで相手を成功に導く手法です。「相手の才能を認めていかに引き出すか、そして応援すること」です。まず最初に「がんばっているね」のように声をかけ部下に安心感を与えることが「承認する」ことになり、そこから信頼関係が生まれます。次の...