技術士第二次試験対策:「日常業務の中で受験勉強をする」という考え方

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技術士第二次試験対策:「日常業務の中で受験勉強をする」という考え方

 

1.「仕事の時間=受験勉強の時間」と考える

次のように、“日常業務の中で”をキーワードとした記事を3本掲載しました。すべて「論文を書くこと」に関する内容です。

  1. 日常業務の中で“文に変換する力”を鍛える
  2. 日常業務の中で“文の作成力”を鍛える
  3. 日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる

 

これらの記事を掲載したのは「日常業務の中で受験勉強をする」つまり「仕事の時間=受験勉強の時間」という考え方を持っているからです。

関連解説記事:技術士第二次試験対策:「絶対に合格する!」という強い気持ちを持つ

 

2. 日常業務の中でできる受験勉強の内容

「日常業務の中で受験勉強をする」と言っても、日常業務の時間(仕事の時間)に受験のための参考図書などを読むことではありません。これは、日常業務の中で「文に変換する力を鍛える」「文の作成力を鍛える」「論文を書くことに慣れる」ことです。すなわち、日常業務の中で「論文を書くこと」を学ぶことです。

 

専門知識や応用能力の試験問題では、日常業務の中で行っている仕事の内容が解答になることもあります。この場合には「日常業務の中で受験勉強をする」という考え方が適用できます。しかし、このような問題は、日常業務の中で行っている仕事の内容の一部(限られた範囲)が対象だと思います。

 

「論文を書くこと」を学ぶことは、自宅で受験勉強をするときにもできます。しかし「技術文書を書くこと=論文を書くこと」と考えることができます。技術文書も論文も、書くことを考え、それを頭の中で文に変換し、変換したものを具体的な文として書くからです。ここで、技術文書とは、日常業務の中で書く報告書、会議や打ち合わせで使う資料、提案書、企画書、メールなどです。

 

このように考えると、日常業務の中で「論文を書くこと」を学ぶことが最も確実な方法です。

 

3. 試験当日までの一日一日を有効に使う

試験日までの一日は、日々生活するための時間(就寝・食事など)、仕事の時間(通勤時間も含む)および自宅で受験勉強をする時間の3つの時間に区分できます。「平日は仕事をする(仕事の時間がある)」「会社の休日は仕事をしない(仕事の時間がない)」などの違いはありますが、基本的には、試験日までの一日はこの3つの時間に区分できます。

 

日常業務をする時間(仕事の時間)には論文を書くことを学ぶ、自宅などで受験勉強をする時間には「解答を考えるための技術や知識を学ぶ」のように分けて考えることで試験日までの一日を有効に使うことができます。

 

次回は、技術士第二次試験対策:「技術士」と書く力の関係(その1)を解説します。

 

【関連文献紹介】森谷仁著、「マンガでわかる技術文書の書き方」、オーム社、令和4年3月25日

 

◆ 技術士第二次試験対策:口頭試験対策 【連載記事紹介】


特集】技術士第二次試験対策:技術士第二次試験に関する記事まとめページはこちら!口頭試験や論文対策などのポイントについての記事を紹介しています。

 

 
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技術士第二次試験対策:「日常業務の中で受験勉強をする」という考え方

 

1.「仕事の時間=受験勉強の時間」と考える

次のように、“日常業務の中で”をキーワードとした記事を3本掲載しました。すべて「論文を書くこと」に関する内容です。

  1. 日常業務の中で“文に変換する力”を鍛える
  2. 日常業務の中で“文の作成力”を鍛える
  3. 日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる

 

これらの記事を掲載したのは「日常業務の中で受験勉強をする」つまり「仕事の時間=受験勉強の時間」という考え方を持っているからです。

関連解説記事:技術士第二次試験対策:「絶対に合格する!」という強い気持ちを持つ

 

2. 日常業務の中でできる受験勉強の内容

「日常業務の中で受験勉強をする」と言っても、日常業務の時間(仕事の時間)に受験のための参考図書などを読むことではありません。これは、日常業務の中で「文に変換する力を鍛える」「文の作成力を鍛える」「論文を書くことに慣れる」ことです。すなわち、日常業務の中で「論文を書くこと」を学ぶことです。

 

専門知識や応用能力の試験問題では、日常業務の中で行っている仕事の内容が解答になることもあります。この場合には「日常業務の中で受験勉強をする」という考え方が適用できます。しかし、このような問題は、日常業務の中で行っている仕事の内容の一部(限られた範囲)が対象だと思います。

 

「論文を書くこと」を学ぶことは、自宅で受験勉強をするときにもできます。しかし「技術文書を書くこと=論文を書くこと」と考えることができます。技術文書も論文も、書くことを考え、それを頭の中で文に変換し、変換したものを具体的な文として書くからです。ここで、技術文書とは、日常業務の中で書く報告書、会議や打ち合わせで使う資料、提案書、企画書、メールなどです。

 

このように考えると、日常業務の中で「論文を書くこと」を学ぶことが最も確実な方法です。

 

3. 試験当日までの一日一日を有効に使う

試験日までの一日は、日々生活するための時間(就寝・食事など)、仕事の時間(通勤時間も含む)および自宅で受験勉強をする時間の3つの時間に区分できます。「平日は仕事をする(仕事の時間がある)」「会社の休日は仕事をしない(仕事の時間がない)」などの違いはありますが、基本的には、試験日までの一日はこの3つの時間に区分できます。

 

日常業務をする時間(仕事の時間)には論文を書くことを学ぶ、自宅などで受験勉強をする時間には「解答を考えるための技術や知識を学ぶ」のように分けて考えることで試験日までの一日を有効に使うことができます。

 

次回は、技術士第二次試験対策:「技術士」と書く力の関係(その1)を解説します。

 

【関連文献紹介】森谷仁著、「マンガでわかる技術文書の書き方」、オーム社、令和4年3月25日

 

◆ 技術士第二次試験対策:口頭試験対策 【連載記事紹介】


特集】技術士第二次試験対策:技術士第二次試験に関する記事まとめページはこちら!口頭試験や論文対策などのポイントについての記事を紹介しています。

 

 

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この記事の著者

森谷 仁

「君の書く文書は、わかりにくい」と言われる技術者から、「君の書く文書は、わかりやすい」と言われる技術者へのステップアップ!

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