ハラスメントをなくしたい理由、目的とは、快適な職場で生産性向上を目指すこと

【目次】

    1. 職場でどういうことが実際に起こっているのか

    職場アンケートで、若手社員から上司の「ハラスメント」に対する声が上がっているそうで、会社としては「ハラスメント撲滅」に向けて、しっかり教育をしたいというところでしょうか。では、職場でどういうことが実際に起こっているのか? 例えば次のようなことです。

     

    こちらは、実際に現場でお聞きした事実です。一般的に「ハラスメント」が職場で起きている、という場合の対処方法として「ハラスメント研修」の受講があります。 

    【ハラスメント研修の内容】

     

    この様な内容が一般的です。「ハラスメント研修」の依頼目的として挙げられるのが「ハラスメントかどうかの境界線を教えて欲しい。どこまでがセーフで、どこからアウトか」以前は、事前打ち合わせでこの様な要望を聞いたものです。しかし、昨今は違ってきました。 

     

    2. ハラスメントをなくしたい理由、目的

    「ハラスメント」があると、せっかく採用した若手社員が辞めてしまう。若手がリーダーになりたがらない。なんとか、ハラスメント系社員を改心させたい・・・」この様な要望に変わりました。

     

    「会社はハラスメントを許さない」といったトップメッセージを、いくら掲げても、本当に撲滅したいのか、それは何のためにそうしたいのか、世間体のためか、先に書いた理由の様に若手社員の離職を減らしたいためなのかが、伝わりません。

     

    わたくしは、そもそも、ということでは、ハラスメントをなくしたい理由、目的が重要と考えます。好ましいのは、多様性の時代に、年令の高い方も、若手も、役職者も、一般社員も、会社で働いているすべてのひとびとが「快適な職場」になるためには「ハラスメント」は論外です。

     

    職場が「快適」で...

    あれば、ひとの生産性が向上します。みなやりがいを持って仕事に打ち込みます。そこでは、さまざまな相乗効果、変革が生じます。イノベーションです。そういった職場づくりをめざすことが重要です。

     

    【出典】株式会社トライアングル・トラストHPより、筆者のご承諾により編集して掲載。

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