今回は、自動車関連の製造企業で、グローバル化の一環としてこれまでの進出・ターゲット外であった東南アジアやロシアなどへの拠点を設けたいが、この工程・計画、留意点について解説します。
自動車産業の動向を注視しつつ、どのように舵を切るのがベストか、まさに企業の戦略面から練り上げることが求められます。まずは自社の強み、弱みを把握し、市場や競合他社の分析を行いましょう。分野・地域などの方向性が定まりましたら基本大日程を定めることです。次に、営業拠点開業までの基本大日程を例として示します。
1. 基礎調査(準備)段階
- 市場、規制調査
- グローバル人材育成・確保
- 現地調査(視察)
- パートナー探し
2. 実行計画作成段階
3. 諸手続き・拠点立ち上げ段階
- 法務・労務・政務調査
- 登記・許認可手続き
- 物件・用地探し
- 人材探し
- 拠点開業
TPP:Trans-Pacific Partnershipの略称で「環太平...
洋パートナーシップ協定」はご存知でしょうか。
こちらを戦略的に活用しグローバル化を推し進めるのもいいでしょう。これまでの記事でこちらもご参照して下さい。