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今回は「社内の見えない厚い壁」についてのお話しです。
1. 社内の目に見えない厚い壁
経営や5S活動の相談を受けた会社を訪問してみると、会社の社内には、目に見えない厚い壁が出来ていることが多いようです。 状況は会社によって異なりますが、壁になりやすい所は、部署ごと、役員と社員、中には派閥があるところも・・・
「うちの会社もあるある」と思われた人も多いのではないでしょうか?
壁があることで、仕事が本来の流れの姿を消し、蛇行し濁流となり様々な問題を引き起こす要因と化しています。社内の見えない壁は、意外と分厚く取り崩すには相当な時間を要します。コンサルタントの私としては、この分厚い壁をどう崩してやろうかと考えるわけです。そもそも壁の出来る原因は「人間関係」の不一致が大きな要因です。 それも、きっかけは少人数でせっせと壁の土台を構築している事が多いのです。壁は年数が経つにつれ、高く厚みを増していくわけです。
第三者から視ると、土台を作っている所で誰かしらは気付いても良いのではないかと思いますが、会社によってそれぞれ事情が違うので一概に言い切れない部分もあります。そもそも、せっかく土台を作るのであれば、悪い土台ではなく良い土台を築いて貰いたいものです。 壁が出来ることで、次第に人と情報がうまく機能しなくなります。これが壁の厄介なところであり、複雑にしている部分です。
2. 壁を崩し情報の流れを良くするには
経営は、如何に情報を早く正確に伝えられるかが重要です。
情報伝達が滞ることで社内は勿論、お客様にまで迷惑をかけることにも繋がってしまいます。私は、指導先の社員の...