今後の製造業の展開や見通しについて
全体/その他 |投稿日時:さて質問ですが今、私の会社は産業用電気機器を製造していますが少し景気が落ちてきているせいか、受注が減っています。 そのため、臨時休業も行っています。 今後、オリンピック等もある事で製造業としての景気の動向はどうなるでしょうか。 また、この先不景気が続くようでしたら今は求人数も多いし経験者を求めているので、今の会社でなく景気のよい他の会社に移る事も考えていますが、今後製造業は人間確保にどう尽力していくのでしょうか。 自分でさえも、こういう調子なので悩んでいます。 教えてください。
工場ですぐ使える品質改善技法の開発と普及活動を行っている高崎ものづくり技術研究所の濱田と申します。
私も、3社ほど経験しておりますが、一貫して製造業に従事し現在に至っております。(経歴を参照してください)
そして、30代、40代、50代とずっと自分の仕事と会社への不満、未達成感を感じていたことを覚えています。しかし年を重ねるごとに、景気や会社の業績、待遇などを基準にして、自分の立ち位置を考えるのではなく、新たな業務課題に取り組むこと、あるいは転職を利用して自らのステップアップを図ること、経験を重ね、幅広く固有技術やマネジメント、経営技術を学ぶ機会とすることが重要であると考えました。
つまり良い会社に「就社」して仕事を与えてもらうのではなく、「就職」で就きたい仕事を選ぶ、更には、自立のための「キャリアアップ」を図るために、主体的に仕事をする事が重要と考えます。転職は目的ではなく、目標を達成させるための過程であり、名刺から会社名、肩書がなくなってもやっていける自立した技術者を目指すべきと考えます。
20年の実績をお持ちなのですから、景気やオリンピックなどは気にせず、自信を持って主体的に決断して頂くことを期待しております。
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