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お金をかけずに、現場作業者の知恵を引き出す!
自働化の基本に加え、人と機械のミスマッチが起こりやすい組立・機械加工・搬送作業に重点をおき、事例を交えて詳しく解説!
セミナー趣旨
コロナ禍からの回復局面で、トヨタが圧倒的な力強さを見せています。その要因の1つが、原価低減でありコツコツと現場改善を続けてきた結果です。その現場改善の原点というべきものが「自働化」であり、自動車メーカーに限らず多くの製造メーカーでも実践が可能です。
しかし、自働化という言葉やその概要を知っていても、現場で実際に実践しなければ成果はでません。そして、理屈ではなく、現場の作業者が知恵と工夫・経験をもとに、DIY感覚で行えるようなトレーニングが必要です。また、工程によっても実践方法に工夫が必要になります。
このようなことから、「真の自働化」を実践できている現場は決して多くありません。お金をかけずに、現場作業者のやる気を引き出し、利益を生み出すことができる「自働化」を実践しないのは、とてももったいないことなのです。そこで、「自働化」を詳しく解説するセミナーを開催いたします。
本セミナーでは、経験豊富な「自働化」の専門家である講師が、自働化の基本に加えて、人と機械のミスマッチが起こりやすい組立・機械加工・搬送作業に重点をおき、事例を交えて詳しく解説します。また、お金をかけずに「からくり改善」を使って、今日からすぐに実践できる自働化のポイントもあわせてご紹介します。
セミナープログラム
- 自働化とは?
- 人と機械の分離を行い、機械にできることは機械に任せ、
人は付加価値のある仕事に - すべてを自働化するのではなく、まず徹底的にムダを
廃除してから取り組む
- 人と機械の分離を行い、機械にできることは機械に任せ、
- 自働化する前に知るべき重要な4つのポイント
- 一つひとつの動作バラつきを明確にする
- 工程に潜む「ムダ」を徹底的に廃除する
- できるだけコストをかけない
- からくりの原理原則の要素を取り入れる
- “組立作業”自働化コンセプトの考え方
- 「組立作業」の一つひとつの動作を9つに分解して考える。
- 9つに分解したそれぞれの動作のコンセプトを絵ときと実例で紹介
例)部品の引き取りコンセプトは・・・
①定位置・定方向 ②振り向きなしのフロント供給 ③空箱もフロント排出
- “機械加工”自働化コンセプトの考え方
- 「機械加工」の一つひとつの動作を10に分解して考える。
- 10に分解したそれぞれの動作のコンセプトを絵ときと実例で紹介
例)ワーク取付けのコンセプトは・・・
①投げ入れ治具 ②正しいワークをチェック
- “搬送作業自働化コンセプトの考え方
- 「搬送作業」の一つひとつの動作を6つに分解して考える。
- 6つに分解したそれぞれの動作のコンセプトを絵ときと実例で紹介
例)荷揃えのコンセプトは・・・
①荷姿のパターン化 ②キット化、セット化 ③繰り返し使える通箱
- からくりの原理原則を使って、自働化に挑戦してみよう
- からくりをものづくりに活かす
- からくりの10の原理原則を紹介
- 身近なものを使って実践しよう
- すぐに実践できる改善台車の紹介
セミナー講師
松田龍太郎 氏
株式会社SMC 代表取締役
セミナー受講料
33,000円(消費税込・テキスト代を含みます。)
講師のプロフィール
見えないコトを見えるようにする現場改善コンサルタント。ユーモアと笑顔をセットにして、元氣一杯に現地現物での指導を心がける。難しいことはわかりやすく、例え話や事例を用いながら解説し、納得してもらえるように楽しく動機付けを行います。
松田 龍太郎
まつだ りゅうたろう / 鳥取県 / 株式会社 SMC
「見たり聞いたり試したり」の”試す人”がごくわずかしないないので、現場改善が遅々として進まないので悩んでおらる方が多いと思います。その実態は、1%から数%とも言われます。その試す人達を増やすことができれば...続きを読む
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