どのように試験条件を設定すればよい?
高い信頼性を得るための活かし方は?
電子、医薬、材料分野それぞれの加速試験の特徴、実施のタイミング、ポイントとは。
アレニウスモデルを用いた加速試験の方法と事例についても詳解します!
セミナー趣旨
信頼性の高い製品を、より短時間に作り上げることが求められています。そうした中で加速試験の活用は魅力的です。が、加速試験は単に試験時間を短くしたり、寿命を正確に予測したりする手法ではありません。加速試験は、その結果を設計に生かして、高い信頼性を得る為に行うものです。そのため故障解析など自社のノウハウや、各種の信頼性モデル、市場の情報を活用して、設計に生かすことが重要です。この講座では、技術者・管理者を対象に、基本的な予測モデルやデータ解析方法等を再確認し、加速試験のポイントを紹介します。また機器、部品別の加速試験の特徴と実施上の勘どころについて解説します。
セミナープログラム
- 信頼性の確保と加速試験の役割
- 加速試験とは
- なぜ加速試験が求められるのか
- 信頼性の基礎概念
- ディペンダビリティ(総合信頼性)への拡張
- 信頼性の作り込みと加速試験の狙い
- 信頼性の設計と検証
- 信頼性の設計・評価と検証
- 信頼性を確認するための最小の試験規模 (演習)
- 信頼性データの解析(ワイブル解析 演習)
- 解析結果に求められるもの
- 信頼性を作るのに必要な技術(七つ道具)
- 加速試験とは
- 信頼性における試験の役割
- 加速試験は”言い当てる必要“はない
- 加速試験に求められること(加速の条件)
- 計画時のポイントと注意(故障メカニズムへの着目)
- 2つの加速試験の特徴とメリット、および限界
- タイプ別の加速試験と実施タイミング
- 加速試験の計画と実施
- 加速試験の目的 予測と狙い
- 加速のモデル(数理的なモデルと故障物理モデル)
- 故障物理モデルと予測への活用(アレニウス、SSモデル他)(演習)
- 加速の条件と試験での注意
- 定性的な試験の活用とタイミング
- 加速試験の留意点
- 加速試験の進め方の実際とコツ
- 機器の加速試験
- 部品・材料の加速試験
- 加速試験の準備と支援情報の重要性
- 加速試験結果の実施上のポイント・勘どころ(演習)
- 加速試験のメリットと限界とマネジメントの重要性
補講)信頼性加速試験の国際規格(IEC62506)の概要
【質疑応答】
セミナー講師
D−Tech パートナーズ 代表 原田 文明 氏(元 富士ゼロックス(株))
セミナー受講料
1名につき55,000円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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